2022-01-01から1年間の記事一覧

「温故創新」221109 N1136 伊波喜一

信長も 見たかもしれぬ ダブル食 宇宙の神秘 悠久の時 露(つゆ)で路面が濡れている。関東には早霜の予報が出ていて、冬支度が始まる。 昨晩の「ダブル食」は実に雄大だった。皆既月食と天王星食の「ダブル食」は1580年以来とのことで、安土城を築いた…

「温故創新」221108 N1135 伊波喜一

エジプトで COP27 開催を 気候変動 世界の課題 朝晩の温度差で、木々の葉が紅葉している。庭のサクランボも、落葉が一気に進んでいる。 ここ数年、日本でも四季の変化がはっきりしなくなっている。代わりに酷暑や大雨、大雪などが、切れ目なく起きてい…

「温故創新」221106 N1134 伊波喜一

重なりて インフルエンザ 流行る時期 コロナワクチン 併用接種 朝起きると、夜露で車が濡れている。12月後半になると、霜も降りてくる。ヒートテックなどの温かい素材と日溜りが、急に恋しくなる。不思議なものである。 昨日、インフルエンザワクチンを接…

「温故創新」221105 N1133 伊波喜一

首里城の 復元待たん 起工式 気遣行列 古式尊重 朝もやの中、道路にカラスが2羽、降り立っている。餌になりそうなものは見当たらないが、せっせと地面を啄ばんでいる。これから寒さが厳しくなるが、自然界の理は極めて厳しいものである。 首里城の復元工事が…

「温故創新」221103 N1132 伊波喜一

性病の 経過恐ろし 梅毒の 知識蓄え 感染防がん 今朝は風が暖かい。コートを脱いで、上着だけでも温かい。これから本格的に冬がやってくるが、ほっと一息つける感じだ。 梅毒の感染が1万141人を数えた。梅毒は「梅毒トレポネーマ」という細菌に感染する…

「温故創新」221026 N1131 伊波喜一

強権と 民主のはざ間 揺れ動き 個人礼賛 国の行く末 風が冷たい。暗渠の上を歩いていると、渋柿であろうか、柿の木に金色の実がたわわに成っている。見事なものである。 習近平体制が固まった。これまでは経済再生と共同富裕で、国民を牽引してきた。かつて…

「温故創新」221025 N1130 伊波喜一

後世に 家裁記録を 残さんと 調査と保存 基準作りを 雨混じりの今朝は、手がかじかむ。戸外の温度は8度、昨日より6度ほども下がっている。 97年に神戸で起きた連続児童殺傷事件で、逮捕された当時14歳の少年に関する事件の記録全てを、神戸家裁が廃棄…

「温故創新」221024 N1129 伊波喜一

腹心で 固めた人事 危うきか 命令一つで 人は動かじ 昨日の暖が一転、今日は朝から寒い。途中で雨も降ってきた。ここで体を冷やすと、風邪を引く。油断大敵である。 中国共産党大会が開かれた。中国共産党を2期10年率いてきた習近平氏が、3期目を担うこと…

「温故創新」221020 N1128 伊波喜一

悩まずに 一人で生きる ことできず 悩み膨らむ 人間関係 朝晩の冷え込みが厳しい。陽が落ちると、暖を取らないと体が冷え込む。一日一日と冬支度に向かっている。 人との関係ほど難しいものはない。一日、誰とも関係せず生活することは出来ても、それを一生…

「温故創新」221019 N1127 伊波喜一

積年の 願い果たさん 生前の 育英資金 父の遺志継ぎ 朝方までの雨が止み、昼前からは薄日が差している。上空は風が強いようで、雲の流れが早い。 3月に亡くなった父の願い通りに、公益財団法人 沖縄県国際交流・人材育成財団に寄附をさせていただいた。父自…

「温故創新」221018 N1126 伊波喜一

支え合う 生命の不思議 関係を「縁起」の思想 相互扶助かと 朝から小雨混じりである。一雨ごとに、季節は冬へと近づいてゆく。そろそろ、熱い飲み物や厚手の上着が必要となる頃だ。 アメリカのイエローストーン国立公園で、過酷な環境で生きるイネ科の植物が…

「温故創新」221017 N1125 伊波喜一

生物と 無生物が 絡みあう 複雑怪奇 進化の不思議 コニファーの葉が落ちてくる。常緑樹ではあるが、冬に備えて葉を落とす。植物は冬備えに余念がない。 ウイルスには、自らの遺伝子を生物の遺伝子に組み込む働きがある。それだけではなく、生物が持つ遺伝子…

「温故創新」221016 N1124 伊波喜一

たくましき 知恵と力を 発揮して 植物に見る 生命の形 陽射しの心地良い季節となった。これまでは陽射しを避けていたが、これからは陽射しを求める時期となる。上さんの友人が、庭で育てたコスモスをくださった。淡い紫やピンクに、秋の深まりを感じる。 植…

「温故創新」221014 N1123 伊波喜一

適応に 心乱れて 悩むかな 回りの支え 知見を添えて 朝方まで降っていた雨が止んだ。ここしばらく、雨の降りが激しい。だんだん秋が深まってくるようだ。 発達上の支援が必要な子ども達を持つ保護者の会「いろとりどり」で、今年も話をさせていただいた。今…

「温故創新」221012 N1122 伊波喜一

繰り返す 心の闇に 潜むもの 自傷行為を 止める困難 湿り気のある空気が、明日からの下り坂を予感させる。早朝、花小金井駅で人身事故があり、大幅に列車のダイヤが乱れた。1時間の遅れを取り戻そうと、駅に停まるたびに人が乗り込んできた。 自傷行為が静…

「温故創新」221011 N1121 伊波喜一

指示待たず 自らの意思 強く持ち これからの世の 担い手たらん 今週は一時的に、天気が回復するとのことだ。暖かくて、爽やかな陽気である。秋はしみじみ、いいものだ。 京都先端科学大学の理事長で日本電産会長でもある永野重信会長が、新卒の10年後の仕…

「温故創新」221006 N1120 伊波喜一

人と会い 若さの秘訣 保ちなん 脳も頭も 活性化せん 雨続きの今朝は、外気温が13℃である。通勤電車の中も、一気に冬の装いである。コート姿も、ちらほら見受けられる。冬到来である。 60代になると、気力や体力が落ちてくる。70代になれば、なおさらの…

「温故創新」221005 N1119 伊波喜一

古代人 ゲノム解読 人類の 祖先と交雑 共通祖先 今日から東京は、雨が続く。昨日が最後の真夏日とかで、これから一気に秋めいてくるようだ。衣替えが間に合わない。 絶滅した古代人のゲノムと人類の進化は、密接に関係している。このことを、独マックス・プ…

「温故創新」221004 N1118 伊波喜一

矛盾せず 理性と信仰 成り立ちて 頭で考え 心を寄せ合い 金木犀の甘い香りが、漂ってくる。夏の暑い陽射しを耐え抜いて、実りの秋に黄金色の実と香りを運んでくる。季節を違えない草花の知恵に、舌を巻く。 旧統一教会の一件で、宗教は恐いものだという認識…

「温故創新」221002 N1117 伊波喜一

欲望に 歯止めをかけて 足るを知る 身近なところに SDGs 日中の陽射しは強いが、朝晩は寒いぐらいである。今週は週半ばから、20℃を切るとのことだ。衣替えの準備を急がねば。 大量生産・消費・廃棄を象徴するのが、ファッションである。毎週新作品が出…

「温故創新」220927 N1116 伊波喜一

曖昧な 空気に流れ 国葬を 議論尽くさぬ 政府に警鐘 9月も終わりに近づいてきている。朝晩は空気が乾いていて、肌寒い。日中は蒸して、半袖でも暑いぐらいである。 安倍晋三元総理大臣の国葬が、日本武道館で行われた。安倍元総理の国葬については、賛否両…

「温故創新」220926 N1115 伊波喜一

農業の 行く末見つめ 手を打たん 食の行く末 国の未来へ 台風15号が一気に北上して、太平洋に抜けた。この時期に2度も続けて、南西諸島から駆け上がってきた。収穫前のイネや果物は、相当な被害を受けている。 農漁業を始めとする第一次産業は、食の源と…

「温故創新」220921 N1114 伊波喜一

国葬の 基準曖昧 混乱を 国の大綱 決めて守らん 外気温が一気に下がっている。今朝は長袖でも肌寒いぐらいだ。上着を着たが、ちょうど良い。 安倍元総理の「国葬」をめぐって、世論が割れている。若い世代では賛成が6割を占めるが、60代以降のシニア世代…

「温故創新」220920 N1113 伊波喜一

英女王 統治の長き 70年 沿道の人 数十万か 台風14号は大風・大雨をもたらして、今朝太平洋側へと抜けていった。それにしても、自然の猛威の前には、為すすべもない。とにかく、災害を避けることが最優先である。 エリザベス女王の国葬が、19日ロンド…

「温故創新」220918 N1112 伊波喜一

大切な 子等のいのち 守り抜き 愛おしいかな 未来へ生きよ 台風14号が鹿児島に上陸し、北上中である。風雨ともに過去に例がないぐらいの大型台風ということで、気象庁は備えを万全にするよう呼びかけている。 夜回り先生水谷修さんの「もうすぐ死に逝く私…

「温故創新」220916 N1111 伊波喜一

落下した 実から生える 実生木 活かしてこその 共生社会 庭のサクランボの枯れ葉が、少しずつ落ち始めている。水分を使い切って、カサカサになっている。幹に来春の栄養を運んで、自らの役目を終えている。その落葉もまた、土にかえる。自然の理には無駄がな…

「温故創新」220915 N1110 伊波喜一

健康は 個人の努力 だけでなく 地域の眼(まなこ)で 育まんかな ウクライナ危機で、原料が値上がりしている。建築資材も言うに及ばずである。 SDGsの考えが浸透してきていることも、あるのだろう。建築業界でも、住人の健康に気をつけるようになってき…

「温故創新」220913 N1109 伊波喜一

感じ方 人それぞれに 違うかな 辛さの不思議 刺激たまらず 南西諸島に暴風雨が来ている。今年は台風の当たり年である。農作物の収穫にさしかかるだけに、被害が少ないことを祈るばかりである。 甘味、塩味、酸味、苦味、うま味は、味の基本5要素である。こ…

「温故創新」220910 N1108 伊波喜一

呼吸器は 病原体の 侵入を 防ぐ機能よ 前線基地と 朝夕が涼しい。夜風が肌寒くて、薄手のかけものがないと、風邪を引いてしまいそうだ。 普段、私達は何気なく呼吸している。呼吸の数は、一日に2万回以上と言われ、1万4400㍑もの膨大な空気を取り込ん…

「温故創新」220908 N1107 伊波喜一

国民の 心の支え 女王の 職務と奉仕 最期の日まで 8日、エリザベス女王が、北部スコットランドにあるバルモラル城で亡くなった。享年96歳。心よりご冥福を祈りたい。 エリザベス女王は1952年、当時25歳の若さで即位した。在位期間は英国の君主とし…