2021-09-01から1ヶ月間の記事一覧

「温故創新」210929 N894 伊波喜一

遂に聞く 引退の声 横綱の 満身創痍 記録打ち立て リビングの天井に、何かぶら下がっている。埃にしては大きすぎる。よく見ると、薄色のクモが身動きもせずにいた。一体、どこから入ったのだろう。 横綱白鵬関が引退することを決めた。通算勝ち星1187勝…

「温故創新」210928 N893 伊波喜一

日本の 成長曲線 曲がり角 分散型の 社会へ移行 雲が薄く延びている。朝から陽は照るものの、陽射しが柔らかい。あれほど陽を避けていたのに、逆に暖が恋しい。体はすでに秋の支度にかかっているようだ。 京都大学内に日立京大ラボが出来たのが、2016年…

「温故創新」210927 N892 伊波喜一

使い捨て 情報の価値 薄まりて 心に残る 言葉大事に 夜風が冷たい。布団にくるまると、体が温まる。読書すると立ちどころに寝入る。まるで、読書が眠り薬代わりになっているかのようだ。 休日は午前2時頃に目が覚めると、1時間半ほど読書をする。程よく疲…

「温故創新」210926 N891 伊波喜一

激動の 転換期こそ 宗教の 持つ役割を 見直す今が 夜が涼しい。日中は蒸すが、夜半から明け方にかけて冷える。この寒暖差に油断して体を冷やすと、体調を崩す。 人類は人口と経済の「拡大・成長」「成熟」「定常化」というサイクルを繰り返してきた。 第1の…

「温故創新」210925 N890 伊波喜一

TPP 加盟めぐりて 中国と 台湾爭う 調停いかに 南の方では台風が2個も発生している。米や野菜・果物などの収穫はこれからがたけなわである。農産物に大きな被害がないことを祈るばかりだ。 台湾が22日、TPPへの加盟を申請した。16日に申請したば…

「温故創新」210924 N889 伊波喜一

210924 N889 伊波喜一 食料の 自給率が 過去最低 気候の変化 食の先細り 彼岸を過ぎたが、まだまだ夏の名残りが続いている。湿度が高い上に暑いので、集中力にかける。衣替えのタイミングが難しい。 立ち枯れになっていたシャラの木を、半分ほど切った。北…

「温故創新」210923 N888 伊波喜一

鈴虫の 鳴く声通る 暗がりに 秋の訪れ すでに始まり 雲がかかってはいたが、中秋の名月はやはり美しい。 日本では月にまつわる話が多い。古くは竹取のように、哀愁を帯びた物語も多い。人にとって月は、自身を照らす対象である。 太陽では光が強烈過ぎて、自…

「温故創新」210922 N887 伊波喜一

住み慣れた 住居守りて 人々の 暮らし成り立つ 基盤づくりを 西武線の線路の脇に、赤い曼殊沙華が一塊に咲いている。 この花は、彼岸に合わせて花を咲かせる。冷夏や酷暑であろうと時を外さず咲く、不思議な花だ。その朱色が秋を感じさせる。 衣食住は生活の…

「温故創新」210921 N886 伊波喜一

チャドクガの ぶら下がり見て 肝冷やす 病害虫の 発生恐し 日中の気温がうなぎ上りだ。陽射しが強く、肌を刺す。紫外線も相当強く、サングラスをしていないと目が痛い。 何気なく見ていると、ヒメシャラの上の葉に数か所、チャドクガがびっしり固まっている…

「温故創新」210920 N885 伊波喜一

大陸の 3集団の 遺伝子が 混じりて今の 日本人あり 台風一過、連日の晴れ間である。今日は敬老の日である。コロナ下で外出に一定の制限はあるものの、戸外の空気を吸う機会があれば最高だ。 7月にホームに移った父とは、緊急事態制限のため面会が出来ない…

「温故創新」210919 N884 伊波喜一

何気なく 咀嚼すること 話すこと 歯の働きが 大切なりき 湿度が高いのか、日中は結構蒸す。喉に乾きは覚えないものの、体内から水分が蒸発していく。小まめな水分補給が必要である。 ヨーロッパ歯周病学会が今年2月、新型コロナウイルスに感染した568人…

「温故創新」210918 N883 伊波喜一

メッセージ 伝える前に やることが シビアな意見 黙って聞くこと 久しぶりに月を見た。日中はまだまだ夏の名残りがあるが、月の上る様に秋を感じる。 これからは見るもの、食べるものの楽しみが増える。接近している台風の被害がないことを、祈るばかりであ…

「温故創新」210917 N882 伊波喜一

共有の 体験不足 空白化 コロナの影響 未来に何が 駅のホーム内の鉄枠に、カラスが飛んできた。鉄枠の上を跳ねながら、電車がホームに入ってくる前に、向こう側のホームに場所を変えた。上手いものである。 コロナ下ではっきりしたのは、共有体験の不足であ…

「温故創新」210916 N881 伊波喜一

楽しんで ルーチン欠かさず 続けるか レジリエンスを 高める秘訣 動くと汗ばむものの、空気が秋の気配に変わってきている。 通勤路を歩いていくと、いつもの道にいつもの猫がいる。三毛猫と黒猫がエサを待っていて、筆者に横取りされないように(?!)こち…

「温故創新」210915 N880 伊波喜一

収穫を 目の前にして 台風の 被害甚大 秋悲しもと 台風14号が台湾を通って北上している。大陸からの季節風に押されて、日本列島に向かって進路を変える気配である。 秋の豊穣を目前にして、大雨の被害が懸念される。 庭の楓の下に、10cmに満たない小枝…

「温故創新」210914 N879 伊波喜一

明確な 基準示さず お願いで 規制と保証 検討ありき 日中は蒸し暑いが、夜になるとヒンヤリとする。半袖では肌寒いぐらいだ。体温調整が難しい。 ロックダウンの法整備について、各界から意見が出されている。 ロックダウンを求めるには、補償が欠かせない。…

「温故創新」210913 N878 伊波喜一

言葉には 色がありなん 誰にでも 真心届けん 心磨いて 雨が続いて、湿度が高い。動くとジワリと汗が出てくる。通勤途中の公園の脇道に、ウシガエルが死んでいた。 久しぶりに見たウシガエルは、片手を優に広げたぐらいの大きさだった。雨水に誘われて、道に…

「温故創新」210912 N877 伊波喜一

励まして 心豊かに 育てなん 家庭の力 互いの成長 台風の影響で、全国的に大雨が続いた。収穫の時期だけに、大風が吹かないことを祈る思いだ。 昨年、枝すきをしたコニファーの葉が、大分広がっている。夏も終わり茶色に色づいてくると、随分と葉が抜け落ち…

「温故創新」210911 N876 伊波喜一

混乱と 混沌からの 20年 歴史の審判 米国侵攻 イチョウの葉が薄茶色に色づいている。葉っぱ全体が枯れたようになっている。秋が深まりつつあるようだ。 同時多発テロから20年の歳月が流れた。米国の象徴である世界貿易センタービルに、航空機で衝突する…

「温故創新」210910 N875 伊波喜一

富士の山 雲海の上 頭出し 頂上白く 初めての雪 朝の空気がヒンヤリとしている。歩いても汗をかかず、爽やかである。これからの季節は、ウォーキングに最適だ。草花も衣替えをするので、ぶらぶら歩きが楽しい。 通勤途中に見かける柴犬が、今朝も介助の手を…

「温故創新」210909 N874 伊波喜一

総裁に 誰を抱くか 戦況が 村社会から 飛び立て自民 夏に戻るかも知れないと考えていたが、どうもあの暑さは過ぎたようだ。つい先頃まで、あれほど冷たい飲み物を欲していたのに、今は熱いお茶が美味しい。 茄子と大根に胡瓜、人参を塩もみして、日本酒で一…

「温故創新」210908 N873 伊波喜一

虚心なく 全てを描き 北斎の 版画版本 庶民に普及 雨でこげ茶色に塗りつぶされた畑が、寒々として見える。見渡すと、オクラが元気に生っている。そろそろ、根菜が美味しくなる季節である。鍋物が恋しい。 北斎に関する展覧会が盛況である。葛飾北斎は江戸後…

「温故創新」210907 N872 伊波喜一

観測の 空白域を 埋めなんと 地震と津波 迅速に予知 雨が降り止まない。秋の長雨の始まりなのか、ひっきりなしに降っている。つい先頃までは35℃近くあったのが、25℃まで気温が下がっている。体調管理に十分、気をつけてゆきたい。 防災科学技術研究所(…

「温故創新」210906 N871 伊波喜一

限界に もがき苦しみ 挑みなん 超楽観の 姿頼もし 久方ぶりに雨が降り止みそうだ。その合間をぬって、家の周りを掃く。根の保水力を越えて、雨が降り続いたせいかも知れない。葉っぱに混じって、花壇の土が雨で流されていた。 ブルーベリーの実も、相当数散…

「温故創新」210905 N870 伊波喜一

リベラルと 保守の関係 変わりつつ 本質見据え 概念変えん ここのところの冷え込み(?!)で、冬用のパジャマやら毛布やらを引っ張り出している。冷蔵庫には製氷機で作った氷がたっぷりあるが、何だか季節外れの感じだ。 リベラルの考え方が、変わりつつあ…

「温故創新」210904 N869 伊波喜一

アップルの 課金制度に 風穴か 公取委の 主張通りて パラリンピックの熱戦が続いている。炎暑から一転、雨天でのレースは過酷である。その中でレース前に集中している姿は、神々しくさえある。全日程が無事に終えられることを、祈りたい。 米アップル社は有…

「温故創新」210903 N868 伊波喜一

突然の 辞任発表 唖然とし 後継ぐ人は 火中の栗か 細かい雨が降り続いている。裏のプランターのゴーヤーが、1本垂れている。雨に打たれてぶら下がっているのを見ると、何だか侘しい。 菅義偉首相が、自民党総裁選不出馬を表明した。事実上の退陣宣言である…

「温故創新」210902 N867 伊波喜一

水泡の 20年の 虚しさよ 武器と憎しみ アフガン混迷 雷雨が続いている。シャワーのように雨が降り注ぐ。乾いていた大地には潤いの雨だが、降り方が尋常ではない。降る時間も長く、大水が心配だ。 2001年9月11日の同時多発テロを境に、連合国による…

「温故創新」210901 N866 伊波喜一

その国の 歴史と文明 慣習を 無理押しせずに 染み渡らさん 朝、ガラス戸を開けると、体長3㎝ほどのバッタが網戸にしがみついている。全体がやわらかな黄緑で覆われていて、まだ子カマキリのようだ。 毎年、南天の枝に卵を産みつけるが、そこから産まれてき…

「温故創新」210831 N865 伊波喜一

ISに 攻撃するや 無人機で 報復合戦 泥沼化せん 色々な出来事が凝縮した8月が終わる。コロナ下で開催が危ぶまれたパラリンピックは、何とか開会できた。 コロナ感染下でワクチン接種が追いつかず、病床が逼迫して国民を不安にした。そのため、オリンピッ…