2023-04-01から1ヶ月間の記事一覧

「温故創新」230313 N1195伊波喜一

人ひとり 人生狂わす 冤罪の 自白調書の 闇に向かいて せっかく咲いたサクランボが、昨夜からの風で散っている。南風が吹いていて、花びらが北側に飛んでいる。(そんなに散り急がなくてもよいものを)と、勿体なく思う。 13日、東京高裁は袴田巌さんの裁…

「温故創新」230312 N1194伊波喜一

消沈の 隘路にはまり 自問する 励ましの声 背中押すかな 昇任試験を前になかなか合格できない後輩を連れて、先輩に会いに行った。今回が最後の機会だけに、本人も複雑な心境であろう。 試験に落ち続けたりすると、誰でも自己否定しがちだ。挑戦しないうちか…

「温故創新」230311 N1193伊波喜一

廻りくる 3.11 忘れまじ 心の復興 いつの日にかと 12年前のこの日は、地面の底が揺れるような不気味な感じから始まった。その内に電柱や電線が上下に揺れ、その勢いで信号機や電灯、看板が落ちてくるのではないかと思うぐらいだった。 携帯はつながらず、(…

「温故創新」230310 N1192伊波喜一

岩手から 大リーグへと 二刀流 常識の壁 打ち破りしか 今朝は、まるで初夏を思わせるような暖かさだ。この暖かさにつられて、サクランボが一気に花開いた。白い花弁が、眩しく映る。 WBCが本日開幕した。日本は4グループ中、Bグループである。初戦は中…

「温故創新」230309 N1191 伊波喜一

振り返る 満足のいく 看取りかと やり残してはと 悔いをかすかに 芽吹いていたサクランボが、花開いた。20度を超える暖かい日が続いている。予報では、4月から5月並みの陽気とのことだ。 そのせいであろう、あっという間に花が開いた。うすいピンクの混…

「温故創新」230308 N1190 伊波喜一

晴れの日に 木々の芽らが 膨らみて 門出の旅立ち 皆で励ます 庭のサクランボが芽吹いている。昨日の暖かさが呼び水となったようで、2~3輪つぼみが開いた。2月半ばには、隣の畑の梅が開花した。寒中の梅である。 手足が凍える中で、先ず紅梅、続いて白梅…

「温故創新」230306 N1189 伊波喜一

争いの 言葉の奥に 込められた 心開いて 対話続けん 昨夜から降り続いた雨が、地面を濡らしている。庭のサクランボが一つ、芽吹いている。昨晩の冷え込みで、冬眠から覚めたのかも知れない。 横浜・鶴見で、ロシア語講師をしている人の話。小2の不登校をき…

「温故創新」230303 N1188 伊波喜一

久方の 上野の里に 降り立ちて 動物たちの 姿悲しも 今日は雛祭りである。古来、日本では雛人形を飾り、女児の健やかな成長を願ってきた。しかし、世界の現状を見ると、まだまだそのような現状には達していない。 世界では女性の5人に1人が、児童婚を経験…

「温故創新」230302 N1187 伊波喜一

死と生と 今後の日本 辿る道 介護の壁と 子育ての壁 生後100日余の孫が、保育園デビューした。どうることやらと案じていたが、以外にもどうにか過ごせたようだ。 保育士達が丁寧に関わってくれ、緊張しつつも色んな刺激を受けたとのこと。さすがに、帰り…

「温故創新」230301 N1186 伊波喜一

観光の 主力となるか 中国の 国力高し 声響かんか 卒業式の季節になった。関係していた小・中学校4校に、祝電を送った。門出を契機とし、巣立っていくことを願わずにはいられない。 海外から日本を訪れた観光客で多かったのが、中国人だ。声が大きくて賑や…

「温故創新」230227 N1185 伊波喜一

異国にて 娘の奮闘 手伝いて 丸100日の 思いで温む 快晴の下、小平より羽田空港第3ターミナルまで車で走る。高速は苦手なので、一般道をゆっくりと3時間かけて走った。 昨年11月18日に出国して以来、100日ぶりに上さんがコスタリカから帰国した…