2023-08-01から1ヶ月間の記事一覧

「温故創新」230830 N1274伊波喜一

情報と 知性の区別 つかぬまま 鵜呑みにするな フェイク見破れ AI技術の進歩は凄まじい。もしかすると本物以上に器用なAIなので、シンギュラリティが起こるとするのも分からないではない。 人間の脳は、巨大な神経回路網をつくり上げている。無数の神経…

「温故創新」230829 N1273伊波喜一

故郷の 実家と墓の これからが 家の始末と 墓仕舞いとを 日本の南海上では、トリプル台風が発生している。台風11号は沖縄を直撃するとのことで、大きな被害が心配されている。 長寿社会日本では、実家の後始末と墓仕舞いが現実にのしかかっている。墓に対…

「温故創新」230828 N1272伊波喜一

本当の 豊かさ求め ひた走る GDPで 示す限界 沖縄アリーナでは、バスケットボールワールドカップ2023がたけなわである。日本は欧州勢のフィンランドに、初めて競り勝った。 世界第3位の経済大国日本の所得は、一人当たり4万ドルである。2023年…

「温故創新」230827 N1271伊波喜一

匿名で 誹謗中傷 悪質の 「恒心教」の 対策必須 東京音楽大学に爆破予告ファックスを送ったとして、男2人が威力業務妨害の疑いで逮捕された。そのファックスの文中で脅迫主として氏名を勝手に使われた弁護士が、コメントした。 第一弁護士会に所属する唐澤…

「温故創新」230826 N1270伊波喜一

考える 野球づくりを 目指しつつ 目線を下げて 聞く耳立てて 慶応高校が、甲子園で107年ぶりの優勝を果たした。「エンジョイベースボール」を掲げ、従来のやり方を変えて選手を育成した。 監督の森林貴彦さんは付属小学校の教諭をやりつつ、監督を務めて…

「温故創新」230825 N1269伊波喜一

買いたたき 生成AI 跋扈する 事前の協議 規制の網を 大雨に見舞われた秋田でも、2学期が始まった。床上浸水で水に浸かった教室の整備は、並大抵ではなかったことだろう。頭が下がる。 生成AIで、文章や画像を自動的に作り出すことが出来るようになった…

「温故創新」230824 N1268伊波喜一

処理水の 放出ついに 始まりて 国と東電 責任重し ここのところ、めっきり陽の落ちるのが早い。午後6時となると、翳って来る。いつの間にか、秋が庭に足を伸ばしているかのようだ。 今日、東京電力福島第一原発の処理水を、海洋放出した。福島第一原発では…

「温故創新」230823 N1267伊波喜一

認知症 新薬製造 日本でも 治療態勢 議論深めて 8月も下旬となった。全国的には、40℃を越す地点が、数カ所もある。この調子では、夏の終わりはまだ先のことのようだ。 アルツハイマー病の進行を抑える新たな薬の製造販売が、厚労省で承認されることとなっ…

「温故創新」230822 N1266伊波喜一

客足が コロナ前には 戻らずに ゼロゼロ金利 43兆 残暑が続いている。筆者の周りにも、夏風邪が抜けないという人が結構いる。暑いので、どうしても冷たい飲み物やクーラーで体を冷やしてしまう。折角整いかけてきた体調が、また崩れてしまう。夏の体調管理…

「温故創新」230821 N1265伊波喜一

山火事の 燃える広さと 勢いと フラッシュ旱魃 世界各地で 道に蝉が1匹、転がっている。この暑さにやられたのかも知れない。 世界各地で、山火事が相次いでいる。カナダでは1000箇所以上の山火事が、起きている。北西部のノースウェスト準州のイエロー…

「温故創新」230820 N1264伊波喜一

鵜呑みせず 自分の頭で 考える 不安と孤独 老いの付き人 相変わらず湿度が高い。戸外は75%もある。蒸し暑いわけである。外から戻ると、しばらく汗が引かずに困る。 不安や孤独感は、脳の偏桃体と帯状回が関連している。 人は孤独状態に置かれると、脳の帯…

「温故創新」230819 N1263伊波喜一

暗闇に 明かり灯すか 国超えて 許し許され 曖昧認め 空が青い。今日だけは、この晴れた夏空に感謝したい。 昼間、同年代の友人の葬儀に参列し、皆で見送った。人の世は、短い。何のため、誰のために人生を生きるか、改めて考えさせられた。 内乱が続いている…

「温故創新」230818 N1262伊波喜一

教員の なりて不足に 歯止めかけ ただ働きの 風土改め 隣りの公園から、蝉の声が聞こえてくる。一頃の喧しさから比べると、心なしか鳴き声が細い。夏の終わりが、近いのかも知れない。 教員の働かせ放題が、認知され始めてきた。教員には、残業代がつかない…

「温故創新」230817 N1261伊波喜一

ドクターの タスクシフトが 広がりて 過重労働 働き方を 台風一過、関東は強い日差しが戻ってきている。夏日に逆戻りだ。 来年4月から始まる「医師の働き方改革」では、医療行為の「タスクシフト(業務移管)」が注目されている。 医師の勤務は、日勤と夜勤…

「温故創新」230816 N1260伊波喜一

快適な 生活 誰の働きで ブラック労働 見直す時と 台風7号は大きな被害をもたらして、日本海へ抜けていった。河川の氾濫や山崩れなど、被害の状況が明らかになるのはこれからである。 2024年問題で「運送無料・翌日配達」は限界になる。これは安倍政権…

「温故創新」230815 N1259伊波喜一

負の遺産 家族の心 蝕んで 戦の愚か 骨身に沁みて 台風の上陸で、海も陸も空もダイヤが乱れに乱れている。お盆の時期に重なっただけに、人々の足を完全に止めてしまった。 今日は終戦78年である。これまで、戦争の悲劇は死傷者の数で語られることが多かっ…

「温故創新」230814 N1258伊波喜一

攻撃と 嘲りの声 充満す 対話する人 声を聞く人 台風7号はまだ遠くにあるが、突然雨が降ったり止んだりしている。湿度が80%もあるので、不快この上ない。 オンラインが日常となり、対話型AIまで登場している。社会では対話の必要性が言われているが、…

「温故創新」230813 N1257伊波喜一

書は心 映す鏡と 先人の 創書の光 ウクライナへも 夜半に豪雨が降り続いたりと、不安定な天気が続いている。台風7号が、明日には日本列島に近づいてくる。大きな被害がないことを、祈る思いでいる。 池袋の東京芸術劇場の「創書展」に、足を運んだ。鉄傘で…

「温故創新」230812 N1256伊波喜一

誤まった 選択1つ 人類を 核の飢饉に 起こる現実 台風6号は線状降水帯が重なり、8月1ト月分の雨量が一気に降り注いだ。今度は台風7号が、関西から東海を直撃すると予想されている。河川の氾濫や土砂災害が、懸念される。 ウクライナとロシアの戦況は、…

「温故創新」230811 N1255伊波喜一

謎だった 暗黒物質 のびてゆく 天体すばる 大改良へ 立秋を過ぎて、陽射しが少し和らいでいる。木陰は風が心地良い。 国立天文台が米ハワイ島のマウナケア山頂につくった「すばる望遠鏡」が、来年、最新鏡観測装置を使った新たな観測を始める。 その宇宙は大…

「温故創新」230810 N1254 伊波喜一

どんどんと 右肩上がりに 伸びていく 成長神話 成熟国へ 心なしか、空が高い。肉感溢れる夏の雲から、力が抜けたような雲に変わっている。目には見えねど、秋がやってきているようだ。 日経株が3万2000円と高止まりしている。経済は生きものである。そ…

「温故創新」230809 N1253伊波喜一

反核の 動き鈍重 日本の 今なお核の 脅威頭上に 今日8月9日は、長崎に原爆が投下された日である。広島に投下されて、僅か3日後のことである。被爆者のみならず、その苦しみと悲しみは78年経った今なお続いている。 知人に、祖母が長崎で被爆した方がい…

「温故創新」230808 N1252伊波喜一

ドミニカの 移民政策 破綻する 責任認め 補償するかと 朝、裏の花壇の下から、茶色のトカゲが走り去っていった。どこに潜んでいたのか、干からびないような場所を見つけているようだ。 戦後の移民政策でドミニカ共和国に移住した日本人に対し、ドミニカ共和…

「温故創新」230807 N1251伊波喜一

変わりゆく 社会の中で 不動軸 ぶれない指針 保ち続けん 沖縄に留まっていた台風6号が、九州へと北上している。線状降水帯の影響は凄まじく、沖縄や奄美では土砂災害や川の氾濫が相次いでいる。予想を超える自然の猛威に、人智の及びがたい事を痛感する。 …

「温故創新」230806 N1250伊波喜一

連れ去られ ロシアの家庭 引き取りて 子どもの人生 弄ぶかな 78年前の暑い夏のこの日、広島に原爆が投下された。だが、凄惨な被害をもたらしたこの惨状が、忘れ去られそうになっている。原爆を使用することは悪魔の所為であり、何人たりとも許されない。 …

「温故創新」230805 N1249伊波喜一

懐かしい 写真の奥に よみがえる 心に滲みる 笑顔じわかと 連日の暑さに、ほとほと参る。今月末までこの陽気が続くとの予報だが、これでは農作物も日焼けでやられてしまう。心配である。 A小でお世話になったIさん宅を訪ねた。来週のお盆を控えお忙しい中…

「温故創新」230804 N1248伊波喜一

守るべき 海の宝を 移植する 愚かに決し 悔いを万歳(ばんさい) 台風6号が沖縄に居座っている。当初の見通しとは打って変わり、大雨と大風に加えて、停電や断水も続いている。 台風の進路は、高気圧と隣り合わせである。高気圧の張り出しが動けば、その間…

「温故創新」230803 N1247 伊波喜一

連邦の 民主攪乱 独裁者 成文憲法 消えさせまいと 米国では2020年の大統領選の結果を不正に葬ろうとした疑いで、トランプ前大統領が起訴された。これで3度目である。 2021年1月6日、トランプ支持の群衆が連邦議会を襲撃した。この暴挙が起きたの…

「温故創新」230802 N1246 伊波喜一

待ち望み 国産ワクチン 承認へ 周回遅れ ノウハウ蓄え 沖縄は台風6号が居座って、身動きが取れない状況である。空・海の便も欠航し、多くの人の足を奪っている。復旧が急がれる。 第一三共が開発した新型コロナワクチンの国内での製造販売を、厚労省は許可…

「温故創新」230801 N1245 伊波喜一

日々の 目立たぬ歩み 積もりては 新たに決意 創新続けん 朝方の雨と昼過ぎの雷雨で、気温が上がらない。連続8日の猛暑日が続いた後だけに、人心地ついた。 「温故創新6」が届いた。紺系、茶系に続き、今回は緑系の表紙となった。暑い季節だけに、いかにも…