「温故創新」240424 N1414伊波喜一

人間の 勝手気儘の しわ寄せが 気候変動 健康被害 昨晩遅くから降り始めた雨は、豪雨に変わった。稲光が凄まじく、放電の影響が出ないものだろうか。明け方からは肌寒いぐらいだ。 国際労働機関(ILO)は22日、気候変動による健康被害の概算を発表した…

「温故創新」240423 N1413伊波喜一

不名誉な 軍事費更新 最高に 軍縮後退 377兆円 明け方の雷に目覚める。地面に叩きつける雨の音が聞こえてくる。梅雨入りしたわけでもないのに、気候が変わってしまったかのようだ。 ストックホルム国際平和研究所は22日、2023年の世界の軍事費が2…

「温故創新」240422 N1412伊波喜一

最終の 工事の細部 打ち合わせ 住む人目線 住まい楽しく 黒木のてっぺんまで、ツタが這い上っている。庭師の比嘉さんに「ツタは下を切り落とせば、上は自然に枯れるよ」と教えられたが、正直なところ半信半疑だった。ところが一日経ってみると、その言葉通り…

「温故創新」240421 N1411伊波喜一

想像の 心育てる 大切な 読書の機会 創り出すかな 蚊に刺されて、腕の裏側が痒い。庭先にちょっと立ち止まっていただけだが、気づいたらあちこち刺されている。皮膚の柔らかいところを、狙われている。軟膏を何度も塗って、ようやく痒みが治まった。 蚊取り…

「温故創新」240420 N1410伊波喜一

蚊に食われ 雑草抜きに 腰痛し 日々のメンテを 焦らず続け 庭の雑草がはびこっている。年に何回かシルバーさんに草刈りに入ってもらったものの、根っこが生きている。 その根っこが茎のように太くなっていて、容易に引き抜くことが出来ない。これらが土から…

「温故創新」240418 N1409伊波喜一

親しんだ 多摩ナンバーを 返却し 沖縄ナンバー 希望番号 夜半に風が強く吹いた。枝が揺らされて、枝擦れの音が聞こえる。 港川の陸運局に、自動車のナンバープレートを取り替えに行った。東京の多摩ナンバーで30数年を過ごしただけに、このプレートには愛…

「温故創新」240416 N1408伊波喜一

突発の 病に翻弄 孫介助 手助けする人 好意に涙 庭の木に鳥たちがやってきて、朝から口角泡を飛ばしている。 コスタリカの孫の熱が引かず、今日で4日目となる。首の後ろや手足に赤い発疹が出来て、唇も皮がめくれたようになっている。 解熱剤で熱を下げてき…

「温故創新」240412 N1407伊波喜一

高くても 地産地消を 応援す 共助の心 自他栄えんか 日中は陽射しが強いものの、朝晩は肌寒い。鳥の鳴き声が喧しい。 義父の3回忌にお供えする果物を買いに、泡瀬の青果市場に車で向かう。目当ての青バナナは手に入ったが、葉野菜が少ない。 レタスがないか…

「温故創新」240403 N1406伊波喜一

東京の 都市番付が 第2位に 知識と技術 さらに活かせと 朝から風が強く、庭の楠の枝が大揺れしている。台湾と西表島で大きな地震があり、高さ3㍍の津波警報が出された。四方を海に囲まれている沖縄は、車社会である。避難しようにもどこも大渋滞となった。…

「温故創新」240314 N1404伊波喜一

少年の 夢を育み 指し示す 巨匠の描く 世界に浸る サクランボの花が、五分咲きである。暮れにかなり枝を落としたのでどうかと案じていただけに、白い花弁が目に優しく映る。 宮崎駿監督の映画「君たちはどう生きるか」が、第96回アカデミー賞の長編アニメ…

「温故創新」240308 N1403伊波喜一

父逝きて はや3回忌 早足に 春雪残りて 墓参出来ずか 降り積もった雪が、雨に打たれている。軟雪でもう溶け始めている。 父の3回忌の今日、姉と上さんの3人で父の墓参を予定していた。が、今朝方まで降り積もった雪が思った以上に深く、断念した。 筆まめ…

「温故創新」240306 N1402伊波喜一

国民の 胃袋満たす 政策を 軍拡愚か 共存存続 昨夜の雪が、小雨に打たれて溶け始めている。凍らないようだ。 5日北京で、中国全人代が開幕した。李強首相は「政府活動報告」で、2024年の経済成長目標を5%前後に設定した。ゼロコロナ政策の失政で、経…

「温故創新」240302 N1401伊波喜一

懐かしさ 思い出手繰る 30年 元気な姿 昔が今に サクランボの芽が、まあるく膨らんでいる。明日は雛祭りである。 グアム時代の友人と、30年ぶりに再会した。浜松市から車で片道5時間半もかけて、わざわざ上京してくれた。 彼女は米国に住んでいた。国際…

「温故創新」240227 N1400伊波喜一

米支援 目立つ遅れに NATOが 横暴ロシア 悪見過ごさぬ 風が冷たい。木々が幹から揺れて、梅の花を吹き散らしてしまった。それにしても、2日間にまたがって突風が止まないのは珍しい。 ロシアの侵攻から2年が経った。ゼレンスキー大統領は、この2年間…

「温故創新」240223 N1399伊波喜一

東証の 株価史上 最高値 乏しすぎるか 生活実感 窓外に白いものが混じっている。よく見ると、みぞれ雪である。底冷えするわけである。能登で避難している人達は、いかばかりか。 昨日22日、東証は史上最高値を記録した。89年12月の3万8915円以来…

「温故創新」240221 N1398伊波喜一

確実に 人口減少 訪れる 人口減の 対策必死 サクランボの蕾が雨に打たれている。寒さが舞い戻ってきたようだ。 日本創成会議は14年、全国の半数の自治体で2040年には人口減となると指摘した。20~39歳の女性が10年比で半数以下になり、人口減少…

「温故創新」240220 N1397伊波喜一

複雑な 対処迫られ 困惑す メンタルヘルス 組織を上げて 気温が24℃にもなっている。サクランボの蕾が一気に膨らんだ。一ト月近い早い春の訪れに、木々の芽も驚いていることだろう。 不登校や引きこもりの拡大が止まない。生徒や学生だけでなく社会人も同様…

「温故創新」240219 N1396伊波喜一

あちこちで 人権意識の ガラパゴス 売ればいいから 価値とモラルへ 寝苦しいと思ったら、夜半に雨が降って湿度が高くなっていた。今朝は強風で、道端の木々が倒れんばかりに揺れている。花粉多飛也。 エンタメ業界、自動車、保険、自民党派閥と、業種や業界…

「温故創新」240218 N1395伊波喜一

アメリカの 労働運動 蘇る 労働改善 生きる権利と 桜が芽吹いている。どうも、開花の時期を間違えているようだ。 アメリカでは労働運動が勢いづいている。主にドライバー、医療従事者、ハリウッドの脚本家、自動車向上労働者など、様々な労働者が組合を結成…

「温故創新」240215 N1394伊波喜一

生活の 質にこだわり 脱・成長 GDPの 本質問わん 春一番が吹き荒れている。例年より半月ほど早い訪れとのことで、日中はYシャツ1枚でも汗ばんだ。夜半から朝方まで咆哮が続いた。 日本のGDPがドイツに抜かれて、世界4位となった。この分では、5位…

「温故創新」240214 N1393伊波喜一

就活も 親子で決める 新世代 親の関わり どこまでゆくか 窓から差し込む陽が暖かい。1年で一番冷え込むこの時期に、こんなに暖かいのはどうしたものか。この夏の暑さが気懸りである。 新規採用で、学生優位の売り手市場が続いている。そんな中、内定辞退や…

「温故創新」240212 N1392伊波喜一

飛び散りて 悪魔の兵器 クラスター 戦争の害 生命奪わん 暖冬だろうか。手袋なしで自転車に乗っても、全く平気である。 「悪魔の兵器」と呼ばれ、非人道的なクラスター弾がウクライナ戦線で使われている。クラスター弾は、広い範囲を攻撃するのに有利と言わ…

「温故創新」240210 N1391伊波喜一

東洋と 世界をつなぐ 指揮棒で 謙虚な学び 普遍な個性 モッコウバラの芽が赤くなっている。春を待ちきれずにいるようだ。 小澤を語るエピソードに共通するのは、努力家で意志が強い反面、小さき者や弱き者に対する情の深さであろうか。ともかく魅力的だ。 そ…

「温故創新」240209 N1390伊波喜一

音楽の神 天国へ 召されんと 世界を一つ 調べ奏でて ブルーベリーの枝が風に揺れて、春の水先案内をしているようだ。 6日、心不全で小澤征爾さんが亡くなった。享年88歳。 小澤は旧満州・奉天(現瀋陽)に生まれ、日本で育った。成城学園で指揮者の斎藤英…

「温故創新」240208 N1389伊波喜一

幸せの基準 誰が決められる 足るを知るか 心に財 短く刈った楓の細い枝の先に、蕾が顔を覗かせている。元気そうだ。 下の娘に薦められて、ヴィム・ヴェンダース監督の「パーフェクト・デイズ」を観に行った。東京で働くトイレ清掃員「平山」の日常を描きなが…

「温故創新」240207 N1388伊波喜一

甚大な ごみ排出の 発生に 災害廃棄 7年分の 夜間に氷点下まで冷え込んだせいであろうか。雪かきして隅に寄せた塊が固く凍っている。道路にも氷の薄い膜が鏡のように張っている。 石川県は6日、能登半島地震で損壊した建物の解体などに伴う災害廃棄物の発…

「温故創新」240206 N1387伊波喜一

発がんの PFAS 基地の外に漏れ 便利なはずが 体蝕む 深夜まで降り積もっていた雪が止んだ。水気の多い雪が、雨に打たれて溶け始めている。家の周りの雪かきも、半分の時間で済んだ。 発がん性が指摘される有機フッ素化合物PFAS(ピーファス)が、日…

「温故創新」240203 N1386伊波喜一

大国の エゴ丸出しで 苦しむは 幼き者と 高齢の身よ 久方ぶりの雨で、空気が湿っている。寒さが戻ってきたように感じるが、それでも例年に比べて暖冬である。気候不順が気にかかる。 国連衛生センター(UNOSAT)は1日、衛星画像に基づき、パレスチナ…

「温故創新」240202 N1385伊波喜一

いつまでも 気持ちは若く 弾むけど 食欲減退 病気とお墓 朝から多摩は風が冷たい。重ね着をしたが、恵比寿は都心で汗ばむ。 国語研究員時代の仲間が集まり、恵比寿の中華屋でお昼を囲んだ。会のメンバーは元々8名いたが、1人亡くなり、現在は7名である。…

「温故創新」240201 N1384伊波喜一

無防備に SNSの 危険性 パンドラの箱 閉じる難し 日中は暖かで、まるで3月の陽光のようだ。ところが、夕刻より風が吹き始め、肌を刺す。一晩中風が唸り、窓に叩きつける。 米上院司法委員会で31日、ソーシャルメディアが若者に与える悪影響についての…