2021-05-01から1ヶ月間の記事一覧

「温故創新」210601 N774 伊波喜一

水無月の 緑と水と 山入端に 月かかかるかな 災害無かれと 6月は水無月と呼ばれてきた。梅雨の本格化する時でもあり、川や谷の水かさが増す時期と重なる。 古来、風物を愛でる日本人の心情は俳句や紀行に残されている。この大事な自然を守り次世代へ託して…

「温故創新」210531 N773 伊波喜一

コロナ下で 白か黒かの 選択を 迫る生き方 変える時かと 姫沙羅の木が白い花をつけている。小ぶりな花弁が愛らしい。花を咲かせるまでに十分な時間をかけ、惜しげもなく花を散らす。たった一日で散るのが勿体ない。 きっと、花には花の事情があるのだろう。 …

「温故創新」210530 N772 伊波喜一

物事は 思い通りに 進まずに 負の能力を 高める工夫 晴れたり降ったりと、天候が目まぐるしく変わる。 プランターのヘチマとゴーヤーも、フェンスに蔓を巻きつかせている。実が出てくるのが楽しみだ。 緊急事態宣言が6月20日まで延びた。「~してはいけな…

「温故創新」210529 N771 伊波喜一

デジタルと 紙を併用 今しばし 全面移行 不安に配慮 雨のち晴れと天気が定まらない。寒くなったかと思うと真夏日の陽気になったりで、体調管理が難しい。 文科省は24年度のデジタル教科書本格導入について、紙とデジタルを併用すると述べた。 デジタルのメ…

「温故創新」210528 N770 伊波喜一

ユネスコの 勧告嬉し 北国の 縄文群遺跡 世界遺産へ 緊急事態宣言が延びる。インド変異株の流行も懸念され、経済と医療の安定をどうしていくか舵取りが問われる。 ユネスコの諮問機関である国際記念物遺跡会議(イコモス)が、北国の縄文遺跡を世界遺産へ登…

「温故創新」210527 N769 伊波喜一

答え出す ICT教育 便利だと 安易に頼る 危険な匂い 通りすがりの庭に、梅が色づいている。黄色に熟して、実も大きい。枝ぶりも桜の大木のようだ。もう少し刈り込むと、小ぶりな実が多く生るかもしれない。 ICT教育が全盛である。全国の小中学校に、1…

「温故創新」210526 N768 伊波喜一

晩年の 最終章を どう過ごす 老人介護の 実態浮き彫り サクランボの若葉が出てきた。柔らかい葉で、目に緑が優しい。若葉は一度きりではなく、何回か生え変わるようだ。凄い生命力である。 老人介護の実態が浮き彫りになっている。介護保険制度を活用して、…

「温故創新」210525 N767 伊波喜一

ウイルスを 使って癌の 細胞を 攻撃できる 治療薬が 細い曲がり道を歩いていると、アジサイがこぼれるように咲いている。小ぶりだが瑞々しく、うすい紫や青、ピンクの花をのぞかせている。これから雨の季節に入るが、楽しみが1つ増えたような感じだ。 ウイ…

「温故創新」210524 N766 伊波喜一

ワクチンの 国産目指し 安定を 来年供給 早期開発 庭のアジサイが色づき始めた。先週は雨続きだったが、アジサイにとって甘露の恵みであろう。 アメリカ・モデルナ社製とイギリス・アストラゼネカ社製のワクチンが、正式に国内承認された。今日からワクチン…

「温故創新」210523 N765 伊波喜一

久方の 陽光浴びて 蔓伸びる 陽射し戻りて 梅雨の晴れ間か 1週間ぶりに、晴れ間がのぞいている。予報では夏日並みの暑さと出ていたが、木陰は涼しい。 外に出て、伸びた枝や下枝を刈る。枝の緑から、青臭さが匂ってくる。プランターのゴーヤーやヘチマの蔓…

「温故創新」210522 N764 伊波喜一

吃音を 直すことより 生かすこと 楽に話せる 関係づくり 朝から湿度が高く、洗濯物が乾かない。これに暑さが加わると、なかなか厳しい。クールビズは自然の流れである。 人にはそれぞれ得意・不得意がある。慣れる場合もあるが、生得的な要因で苦手意識を持…

「温故創新」210521 N763 伊波喜一

日常が そろりと戻る 欧州で ワクチン成果 スピーディーかな 関東は梅雨の走りとかで、毎日雨が降っている。今朝の湿度は93%、歩くとじんわり汗ばむ。陽が射さず風が吹いているので、まだ凌ぎやすい。 欧州では美術館や劇場が再開している。音楽祭や映画…

「温故創新」210520 N762 伊波喜一

山桃の 便り懐かし 遠い日の 昔話に 祖母の温もり 今週は毎日、雨が降っている。先日、実家の庭の山桃が届いた。しばらく剪定をしていなかったためか、3年ぶりに実が生った。 それにしても、実の色鮮やかさには目を奪われた。真っ赤に熟したものから桃色、…

「温故創新」210519 N761 伊波喜一

定期的 早期発見 健診で 日々の用心 侮るなかれ 湿度が高く、動くと蒸す。そんな中、所用で小一時間ほど歩いた。直通のバスや電車がないので、歩くしか方法がない。曇天の下を歩くと、じとっと汗が出た。 3年ぶりに定期健康診断を受けた。大腸内視鏡のポリ…

「温故創新」210518 N760 伊波喜一

デジタル化 混雑率の 表現を スマホ操作に 切り替えるかな まるで、梅雨のような蒸し暑さが続いている。 昨日は電車を乗り継いで、都心をあちこと移動した。湿度が87%とかで、じっとしていても汗が吹き出た。 全国各地でも、例年より半月ほど早く梅雨入り…

「温故創新」210517 N759 伊波喜一

デジタル化 漢字忘れて 出てこない 体で覚える 手書きの力 蒸し蒸しする日が続いていたが、一雨降ると急に肌寒くなった。衣替えのタイミングが、難しい。 現代はスマホにパソコン、iPADなど、電子機器を多用している。記録と記憶の関係が面白い。東京大…

「温故創新」210516 N758 伊波喜一

自利だけの 人生儚い 夢のよう 利他の心を 形で示し アジサイの花芽が、大きくなってきている。 やがて咲くための、準備を始めているかのようだ。傘とアジサイの季節が、もうじきやってくる。 コロナ下で生活が脅かされ、抑うつ的になったり排他的になったり…

「温故創新」210515 N757 伊波喜一

顔を見て 話し合うこと 忘れてる オンラインだけに 頼る危うさ ここのところ、目まぐるしく天気が移り変わる。半袖でも暑いかと思いきや長袖が必要になったりと、目まぐるしく気温が変わる。 ネットやオンラインは、かつて電話がそうであったように、私達の…

「温故創新」210514 N756 伊波喜一

相談を 気軽に出来る 友人が 国際比較 日本少なし 梅雨の晴れ間で、沖縄は30℃にもなっている。関東も蒸し暑くなってきた。これからの季節、食中毒には重々気をつけてゆきたい。 日本、米国、ドイツ、スウェーデンの高齢者を対象に、内閣府が調査した。その…

「温故創新」210513 N755 伊波喜一

家計簿の 消費支出が 続く中 巣ごもり生活 需要拡大 今週は天気が崩れがちである。東京では梅雨までまだ間があるが、湿度が高くなってきた。キュウリとゴーヤーの鉢植えをしているが、蟻やナメクジの発生に目を光らせよう。 総務省が発表した20年度の2人…

「温故創新」210512 N754 伊波喜一

航空機 脱炭素化に 舵を切る バイオ燃料 再エネ活用 日中は暑いが、朝晩は涼しい。夜更けから夜明け前にかけては、薄い毛布では肌寒いぐらいだ。 コロナ下で世界の航空需要が見直しを迫られている。そんななか航空分野から出る二酸化炭素の削減に、国交省が…

「温故創新」210511 N753 伊波喜一

行き先を 失う食材 勿体ない 食べて応援 生産サイト サクランボの収穫が終わったと思ったら、ブルーベリーの実が膨らんでいる。不思議なもので、暑いと実の生りがいい。今夏は暑くなるかも知れない。 緊急事態宣言に伴って、飲食店の休業や時短営業が続いて…

「温故創新」210510 N752 伊波喜一

障がい者 外出支援 後押しを 点字ブロック 音声案内 一体、日中の暑さはどうしたものだろう。まだ初夏なのにこう暑いのでは、盛夏が思いやられるというものだ。 嬉しい話が一つ。セイコーホールディングスなど国内4社が、点字ブロックの開発を進めている。…

「温故創新」210509 N751 伊波喜一

母の日に 感謝の言葉 添えんとす カーネーションの 青色不思議 母の日には、カーネーションを贈るのが定番となっている。 筆者も小学校までは、母にピンクのカーネーションを贈っていた。中学生以降はしばしその習慣が途絶えていた。が、結婚してまた花を贈…

「温故創新」210508 N750 伊波喜一

官民で 環境負荷を 減らさんと CO₂ゼロ 正念場かと 朝晩は肌寒いが、日中は陽射しが強い。車で出かけたら暑すぎて、クーラーを入れた。5月なのに、気温の乱高下が激しい。 衣替えで衣服を入れ替えた。どれも必要枚数以上にある。どうも、必要最低限に抑え…

「温故創新」210507 N749 伊波喜一

執念で 赤来ファイルの 存在を 明かにする 真実一つ 通勤途次の公園で、いつもの方が掃き掃除をしている。これから木々の花が咲き始めるので、手入れが欠かせない。黙々と取り組まれている姿に、頭が下がる。 2017年、森友学園への国有地売却をめぐり、…

「温故創新」210506 N748 伊波喜一

法的な 根拠伴う 説明を 宣言の意図 正しく伝えん 湿り気のある風が吹いている。今日は晴れるが明日は崩れるとのことで、陽気が定まらない。 政府は緊急事態宣言の延長を、考慮している。繰り返される宣言と実効性の手応えの無さに、国民に厭戦気分が広がっ…

「温故創新」210505 N747 伊波喜一

今だけを 稼ぐ生き方 どこか変 見えない未来 信じる力 憲法記念日には、平和憲法の是非が話題となった。改憲が必要は45%、必要ないが44%と拮抗している。 戦争の放棄、戦力の不保持、交戦権の否認をうたった憲法9条については、変えないが61%とな…

「温故創新」210504 N746 伊波喜一

母逝きて 面影立たん 7年が 思い出すのは 在りし日のこと 空気は冷たいが朝から好天だ。今日は母の祥月命日。生きていれば92歳になる。 その母が亡くなって丸7年が経つ。この間、家族を取り巻く環境も変わった。さざ波のように微細な揺れはあったものの…

「温故創新」210503 N745 伊波喜一

各々の 未来図描き 歩き出す 違いを認め ぶつける時代に サクランボの実が熟れている。上さんと二人、梯子にのぼって取るだけ取ったが、枝の中ほどや先の方にはまだまだ実が成っている。 真っ赤で甘そうだが、残念ながら手が届かない。 そこを小鳥たちが啄み…