2024-02-01から1ヶ月間の記事一覧

「温故創新」240227 N1400伊波喜一

米支援 目立つ遅れに NATOが 横暴ロシア 悪見過ごさぬ 風が冷たい。木々が幹から揺れて、梅の花を吹き散らしてしまった。それにしても、2日間にまたがって突風が止まないのは珍しい。 ロシアの侵攻から2年が経った。ゼレンスキー大統領は、この2年間…

「温故創新」240223 N1399伊波喜一

東証の 株価史上 最高値 乏しすぎるか 生活実感 窓外に白いものが混じっている。よく見ると、みぞれ雪である。底冷えするわけである。能登で避難している人達は、いかばかりか。 昨日22日、東証は史上最高値を記録した。89年12月の3万8915円以来…

「温故創新」240221 N1398伊波喜一

確実に 人口減少 訪れる 人口減の 対策必死 サクランボの蕾が雨に打たれている。寒さが舞い戻ってきたようだ。 日本創成会議は14年、全国の半数の自治体で2040年には人口減となると指摘した。20~39歳の女性が10年比で半数以下になり、人口減少…

「温故創新」240220 N1397伊波喜一

複雑な 対処迫られ 困惑す メンタルヘルス 組織を上げて 気温が24℃にもなっている。サクランボの蕾が一気に膨らんだ。一ト月近い早い春の訪れに、木々の芽も驚いていることだろう。 不登校や引きこもりの拡大が止まない。生徒や学生だけでなく社会人も同様…

「温故創新」240219 N1396伊波喜一

あちこちで 人権意識の ガラパゴス 売ればいいから 価値とモラルへ 寝苦しいと思ったら、夜半に雨が降って湿度が高くなっていた。今朝は強風で、道端の木々が倒れんばかりに揺れている。花粉多飛也。 エンタメ業界、自動車、保険、自民党派閥と、業種や業界…

「温故創新」240218 N1395伊波喜一

アメリカの 労働運動 蘇る 労働改善 生きる権利と 桜が芽吹いている。どうも、開花の時期を間違えているようだ。 アメリカでは労働運動が勢いづいている。主にドライバー、医療従事者、ハリウッドの脚本家、自動車向上労働者など、様々な労働者が組合を結成…

「温故創新」240215 N1394伊波喜一

生活の 質にこだわり 脱・成長 GDPの 本質問わん 春一番が吹き荒れている。例年より半月ほど早い訪れとのことで、日中はYシャツ1枚でも汗ばんだ。夜半から朝方まで咆哮が続いた。 日本のGDPがドイツに抜かれて、世界4位となった。この分では、5位…

「温故創新」240214 N1393伊波喜一

就活も 親子で決める 新世代 親の関わり どこまでゆくか 窓から差し込む陽が暖かい。1年で一番冷え込むこの時期に、こんなに暖かいのはどうしたものか。この夏の暑さが気懸りである。 新規採用で、学生優位の売り手市場が続いている。そんな中、内定辞退や…

「温故創新」240212 N1392伊波喜一

飛び散りて 悪魔の兵器 クラスター 戦争の害 生命奪わん 暖冬だろうか。手袋なしで自転車に乗っても、全く平気である。 「悪魔の兵器」と呼ばれ、非人道的なクラスター弾がウクライナ戦線で使われている。クラスター弾は、広い範囲を攻撃するのに有利と言わ…

「温故創新」240210 N1391伊波喜一

東洋と 世界をつなぐ 指揮棒で 謙虚な学び 普遍な個性 モッコウバラの芽が赤くなっている。春を待ちきれずにいるようだ。 小澤を語るエピソードに共通するのは、努力家で意志が強い反面、小さき者や弱き者に対する情の深さであろうか。ともかく魅力的だ。 そ…

「温故創新」240209 N1390伊波喜一

音楽の神 天国へ 召されんと 世界を一つ 調べ奏でて ブルーベリーの枝が風に揺れて、春の水先案内をしているようだ。 6日、心不全で小澤征爾さんが亡くなった。享年88歳。 小澤は旧満州・奉天(現瀋陽)に生まれ、日本で育った。成城学園で指揮者の斎藤英…

「温故創新」240208 N1389伊波喜一

幸せの基準 誰が決められる 足るを知るか 心に財 短く刈った楓の細い枝の先に、蕾が顔を覗かせている。元気そうだ。 下の娘に薦められて、ヴィム・ヴェンダース監督の「パーフェクト・デイズ」を観に行った。東京で働くトイレ清掃員「平山」の日常を描きなが…

「温故創新」240207 N1388伊波喜一

甚大な ごみ排出の 発生に 災害廃棄 7年分の 夜間に氷点下まで冷え込んだせいであろうか。雪かきして隅に寄せた塊が固く凍っている。道路にも氷の薄い膜が鏡のように張っている。 石川県は6日、能登半島地震で損壊した建物の解体などに伴う災害廃棄物の発…

「温故創新」240206 N1387伊波喜一

発がんの PFAS 基地の外に漏れ 便利なはずが 体蝕む 深夜まで降り積もっていた雪が止んだ。水気の多い雪が、雨に打たれて溶け始めている。家の周りの雪かきも、半分の時間で済んだ。 発がん性が指摘される有機フッ素化合物PFAS(ピーファス)が、日…

「温故創新」240203 N1386伊波喜一

大国の エゴ丸出しで 苦しむは 幼き者と 高齢の身よ 久方ぶりの雨で、空気が湿っている。寒さが戻ってきたように感じるが、それでも例年に比べて暖冬である。気候不順が気にかかる。 国連衛生センター(UNOSAT)は1日、衛星画像に基づき、パレスチナ…

「温故創新」240202 N1385伊波喜一

いつまでも 気持ちは若く 弾むけど 食欲減退 病気とお墓 朝から多摩は風が冷たい。重ね着をしたが、恵比寿は都心で汗ばむ。 国語研究員時代の仲間が集まり、恵比寿の中華屋でお昼を囲んだ。会のメンバーは元々8名いたが、1人亡くなり、現在は7名である。…

「温故創新」240201 N1384伊波喜一

無防備に SNSの 危険性 パンドラの箱 閉じる難し 日中は暖かで、まるで3月の陽光のようだ。ところが、夕刻より風が吹き始め、肌を刺す。一晩中風が唸り、窓に叩きつける。 米上院司法委員会で31日、ソーシャルメディアが若者に与える悪影響についての…

「温故創新」240131 N1383伊波喜一

判定の基準 誰が 決めるのか 文化芸術 公的支援 窓から注ぎ込む光が、心なしか暖かい。冷え込みの激しい時期なのに、春先のように感じるのはなぜだろう。三寒四温の寒が抜けている。 出演俳優が麻薬取締法違反で、有罪判決を受けた。その結果、助成金交付を…

「温故創新」240130 N1382伊波喜一

男女間 賃金格差 埋めるには 同一労働 異なる対価 道端の栗畑に、栗のいがが落ちている。収穫の気配がなく、生るに任せているようだ。あんなに美味しいものを、勿体ない話である。 サラリーマンは8時間労働で、月給取りで、正社員である。このことを、当た…

「温故創新」240129 N1381伊波喜一

先駆けて 食の砂漠 回避する 地域拠点の 開発必死 能登で飼っている乳牛は、1日に1千㍑の水を飲む。井戸水でまかなおうにも、十分な量ではない。飼い主はどんな思いでいるだろうか。 生活環境の悪化に伴って、新鮮な食品の入手が困難になる「フードデザー…