2023-05-01から1ヶ月間の記事一覧

「温故創新」230525 N1213伊波喜一

校正の 原稿届く 初校印 考え整理 読んでは止まり 暑かったり涼しかったりで、陽気が定まらない。日中は蒸し暑い。 ゆうパックで、JIBUN出版社から温故創新6の初校原稿が届けられた。B4版の見開きに活字が打たれていて、独特の雰囲気がある。 自分で…

「温故創新」 230523 N1212伊波喜一

生活に 不可欠なもの 下水道 整備点検 足元固めん 3月半ば頃、トイレの水を流すとゴボッ、ゴボッ、ゴボ~ンと妙な音がする。それまでにも似たような音はあったが、今回は明らかに異常である。何せ、不愉快音として耳に残る。 業者にファイバースコープで調…

「温故創新」230521 N1211伊波喜一

G7 サミット終了 広島の 核なき世界 築いてゆかん 広島で行われたG7サミットが、終了した。平和記念公園の原爆死没者慰霊碑に献花し、資料館も見学した。核なき世界建設への思いを共有できたことは、成果であろう。 この会合にはゼレンスキー大統領も招か…

「温故創新」230511 N1210 伊波喜一

眼差しと 笑顔の奥に 温もりを 出会いの時を 今に感じて 早いもので、もう18年前になる。初めて管理職となったA市S小のPTA会長をされていたのが、Iさんだった。 本来なら会長の任期を終えていたのだが、筆者が新米管理職ということで、1年残留して…

「温故創新」230510 N1209 伊波喜一

何だろう 人とチャットの 違いとは 個性有る無し 天地の差かな ここ数日、肌寒い日が続いている。衣替えをしただけに、着るものに困る。汗ばまなくて助かるが、それにしても何だかおかしい。 時間の許す限り、日中は図書館に通っている。これまでじっくりま…

「温故創新」230504 N1208 伊波喜一

最後まで 子孫のことを 案じつつ 小言の母を 思い出さんか 空気が澄んで、爽やかな陽気である。完熟に近いサクランボの実を、3袋分もいだ。小鳥たちには申し訳ないが、そうでもしないと実が食い荒らされるだけだ。娘と2人で、梯子をかけて取った。 母が亡…

「温故創新」230501 N1207 伊波喜一

子ども等が 夢中になった 絵本たち 役目を終えて リサイクルへと 昨夜からの強風で、サクランボの実があまた、道に転がっている。木にはまだまだ実が付いている。だから、小鳥たちは転がった実には見向きもしない。まったく目敏くて、計算高い奴らだ。 娘達…

「温故創新」230429 N1206 伊波喜一

我慢して 最後の一瞬 力出し 忍耐するか 何のためにぞ 気温は26度と高いが、湿度が低い。陽射しの割りに過ごしやすい。急な天候の変化に注意とあるが、にわかには信じがたい。 仕事でも家庭でも、ここ一番という時がある。この時は一瞬で過ぎ去るようにも…

「温故創新」230423 N1205 伊波喜一

勝ち負けの 一進一退 競り勝ちて 4年に1度 真偽問われん 4年に1度の統一地方選挙・後半が終わった。地元小平市では定数28名に対し、33名が立候補した。公明も候補を6名立て、軒差しならぬ攻防戦を繰り広げた。 選挙は水物、結果が出るまで油断でき…

「温故創新」230412 N1204 伊波喜一

右顧左眄 している間に 人生の タイムリミット 心定めん 日中の暑さとは裏腹に、日が暮れると急転して寒くなる。体調を崩す人が、出てこようというものだ。油断は命取りとなる。 人の見極め方には、3つの段階があるとされる。見極め方は、育て方と置き換え…

「温故創新」230409 N1203伊波喜一

1年の 時の早さに 驚きて 義父の遺影の 微笑み変わらず 暖かいと思いきや、沖縄の朝晩は寒い。念のためにフリースを持っていったが、正解だった。義父が90歳で亡くなって、丸1年となる。 ついこの前のような気がするが、歳月の歩みは意外なほど早い。 大…

「温故創新」230401 N1202伊波喜一

毎日の 些事に追われて くるくると 目標定めん 牛歩進めん 就職して以来44年ぶりに、4月1日をゆったりと過ごしている。自分の時間を持ちそれを使えることは、何ものにも代え難い。限られた時間を何のためにどう使うのか、迷っている暇はない。 そのため…

「温故創新」230323 N1201伊波喜一

幾度の 戦乗りこえ 営々と 地域に根ざし 学び舎永久に 霧のように細かい雨が降っている。本日、中野区立江古田小学校の第140回卒業式が行われた。あいにくの雨ではあったが、桜が散らずに残った。卒業生の門出を、祝しているかのようだった。 体育館は空…

「温故創新」230320 N1200伊波喜一

桜咲く 淡い花びら 風に揺れ 若かりし頃 夢見たるよう 朝晩の冷え込みから一転して、日中はぽかぽか陽気である。朝露が降りているものの、やがて快晴の空が覗く。何とも爽やかである。 野火止用水沿いを歩くと、桜が咲き始めている。曇天に白く漂う姿も美し…

「温故創新」230318 N1199伊波喜一

さり気ない 娘の成長 嬉しくて 外の寒さも 気にならぬかと 昨夜遅くから降り続いた雨が、今朝は音を立てて降っている。2月半ばに戻ったような寒さだ。重ね着をして、ストーブを焚いた。この寒の戻りが、体調を狂わせる。 下の娘が4月から転勤し、新天地で…

「温故創新」230317 N1198伊波喜一

音おかし 水の流れが 不自然で 下水道管 不具合なるか 雪柳の花が満開である。やわらかい緑の葉から、白い花びらが手を広げるようにして開いている。それにしても、草花はどうしてこんなにも正確に花を開かせられるのだろうか。精一杯の可憐さが、見るものの…

「温故創新」230316 N1197伊波喜一

230316 N1197伊波喜一 喪に服す その行為こそ 大切と 喪失の危機 希薄な間合い 南風に乗って、花粉が舞う。重度な花粉症の上さんは、朝、空気の入れ替えで窓を開けた途端、くしゃみを連発している。気の毒になる。 喪に服する。冠婚葬祭の場で、酒を酌み交…

「温故創新」230314 N1196伊波喜一

額縁の 笑顔に向かい 呼びかけん 沈黙の日に 何思うらん 南風に向かって、鳥たちが飛んでいく。時折の寒さに驚くものの、日増しに寒さが和らいでいる。春は間近である。 父が亡くなって、1年が過ぎた。寒さによる冷えから肺炎になり、2度入院した。戦争直…