「温故創新」 230523 N1212伊波喜一

生活に 不可欠なもの 下水道 整備点検 足元固めん 

 3月半ば頃、トイレの水を流すとゴボッ、ゴボッ、ゴボ~ンと妙な音がする。それまでにも似たような音はあったが、今回は明らかに異常である。何せ、不愉快音として耳に残る。

 業者にファイバースコープで調べてもらったところ、玄関前の階段下に埋まっている下水道管に、ヒビが入っていることが分かった。ヒビの原因は、階段下の部分が沈下したため、管に圧力がかかったためと分かった。整地段階でのしめが甘かった、と考えられる。

 それだけではない。市の道路が少しずつ陥没し、下水道本管も下がった。3年前には大工事を行ったが、やはりまた土地が下がってきている。この影響で、道路に隣接している拙宅の階段部分も道路側に引っ張られ、下がったと考えられる。

 市役所職員には、状況を確認してもらった。が、道路の地盤沈下と拙宅との因果関係を立証するのは、かなり難しそうである。幸いなのは、建物本体にヒビが入ってはいないことだ。業者の話では、今のところ建物が傾いたり、壊れたりすることはないとのことである。

 それにしても、北側に植えていた雪柳、沙羅(これはチャドクガが付くので、自ら撤去した)、コニファー2本を、工事のために切ったのは惜しい。これらの木の下に下水道管が埋まっていたため、工事の都合上、切らざるを得なかった。

 木を植える際は、地下の配管の状況を確かめてからやるべしである。