2023-09-01から1ヶ月間の記事一覧

「温故創新」230928 N1303伊波喜一

救済法 対象外の 人々へ 水俣病と 国が認定 湿度が高く、気温も高い。夏が舞い戻ってきたかのような一日だ。 水俣病被害者救済法(特措法)に基づく救済を受けられなかったとして、128人が損害賠償を求めて訴訟を起こしていた。昨日、大阪地裁はこの12…

「温故創新」230927 N1302伊波喜一

ガバナンス その根底に 人権の 自己変革に 先ず取り組まん 空に浮かぶ雲が高く、薄い。陽射しも心なしか、弱まっている。 人権やコンプライアンスをめぐる報道が、途切れることなく続いている。人の社会である以上、人権侵害はいつでも起こりうる。しかしそ…

「温故創新」230926 N1301伊波喜一

使い捨て 技能実習 理不尽の 光と陰に 法の網の目 昨夕、7回目のコロナワクチン接種をした。若い人達の接種が、思うように進んでいないとのことだ。感染の広がりを、懸念している。 中国、インドネシア、ベトナム、フィリピンなど、主にアジア諸国から、技…

「温故創新」230925 N1300伊波喜一

急速に 深刻化する 不動産 中国不況 外交大事 この1・2日で、急に冷え込んでいる。掛布団が心地良く感じる。 中国の経済に、暗雲が垂れ込めている。「一帯一路」構想は積極投資をしたものの、その成果は危うい。例えば、マレーシアのタワーマンション「碧…

「温故創新」230924 N1299伊波喜一

墓仕舞い されず 参る人おらず 無縁墓にぞ 悩み積もれり 気温23℃と寒い朝である。上からかけるものが必要である。 昨年の死者は156万人を超え、過去最高となった。高齢化社会へと変わり、おまけに血縁や地縁が薄れてきた。 全国には墓地や納骨堂が、8…

「温故創新」230923 N1298伊波喜一

老いるのは 人類だけの 特徴と 進化の不思議 高齢の謎 雨混じりの今朝は蒸すが、気温が23℃と低く肌寒い。秋到来だ。 老いは生き物の中でも、人間に特有の現象である。人間以外の自然界の生き物は、子どもを産めなくなった段階で死ぬ。チンパンジーも死ぬ直…

「温故創新」230922 N1297伊波喜一

無駄にせず 自然の恵み 活かす術 人に美味しく 牛に優しく 朝から湿度が80%にもなっている。蒸し蒸しするわけである。 地球沸騰化と言われる中、ロート製薬は循環型農業の取り組みに手応えを感じている。強力な温室効果ガスとなるメタンは、家畜が主な発…

「温故創新」230921 N1296伊波喜一

年取りて 情報量に 追いつかず 幸齢社会 人に優しく 昨晩の豪雨で公園の砂が流されて、駐車場の前に溜まっている。 今日21日は、30回目の「世界アルツハイマーデー」である。今年6月には、「認知症基本法」が成立した。認知症の人達が、尊厳と希望を持…

「温故創新」230920 N1295伊波喜一

人見抜き 人伸ばす才 リーダーの 見回す力 共感力と 日本列島は竜巻や集中豪雨で天気が急変し、不安定な一日となった。 何事によらず、人の社会は人の力で動かされている。世界中が不透明で見通せない中、国も企業も生き残りに全てを賭けている。そのリーダ…

「温故創新」230919 N1294伊波喜一

感謝して 満足する人 長生きに 意地悪な人 命短し 今週からは涼しくなるとの予報だったが、相変わらず蒸し暑い。 「人生の幸福度は、60歳から高まっていく」。そう聞いても、俄かには信じられない人の方が多いかも知れない。 年齢と幸福度との関係を調べて…

「温故創新」230918 N1293伊波喜一

回復す インバウンドで 悩み出る マナー違反か 観光公害 今朝も暑い。一体、秋はどこへ行ってしまったのだろうか。 訪日外国人(インバウンド)が、回復傾向にある。原発処理水をめぐって、中国からの観光客が減っている。そんな中でも、米国、香港、台湾、…

「温故創新」230917 N1292伊波喜一

10人に 1人の割合 80歳 心身ともの 健康大事 朝晩は少し涼しくなったが、残暑は当分続くとの予報である。 明日、18日は敬老の日である。65歳以上の高齢者が、3623万になった。総人口に占める割合は29.1%で、過去最高である。その内、80…

「温故創新」230916 N1291伊波喜一

定員を 確保できずに 道半ば 進学機会 津々浦々に 彼岸が近いにもかかわらず、肌を刺すような暑さが続いている。 私大が定員割れしている。入学者が定員を充足できない私立大学が、今春初めて半数を超えた。地方の小規模大が特に深刻な状況にある。 ベースに…

「温故創新」230915 N1290伊波喜一

内向きの 殻を破って 外に出る 異国と対話 キャパを広げて トルコでは大地震、シリアでは大洪水で、多大な死傷者、行方不明者が出ている。地球を沸騰させた人類へのツケは、あまりにも大きい。 バスケット、ラグビー、サッカーと、日本の活躍に注目が集まっ…

「温故創新」230914 N1289伊波喜一

人見つけ お金をかけて 人育て 国家百年 人材育成 サクランボの葉が、陽射しを遮ってくれる。緑の影が目に優しい。 日本の教員給与が、国際平均を下回った。経済開発協力機構(OECD)の報告によると、36カ国・地域の平均給与は5万3456ドルだった…

「温故創新」230913 N1288伊波喜一

党内の 派閥力学 第一に 国家の未来 構造変えて 空が薄くなった。32℃と気温は高いが、日陰は何とか凌げる。 本日、岸田総理は第二次内閣改造と党役員人事を行った。官房長官には松野氏を留任させた。懸案だった国交省大臣には選挙協力を考慮して、公明の斎…

「温故創新」230912 N1287伊波喜一

性加害 加担しないと 意思示す 見て見ぬフリの 風土破りて 陽が肌を刺す。湿度が高く、動くと首筋や脇の下に汗が滲み出す。 アサヒグループホールディングスは、ジャニーズ事務所所属タレントによるCM取り止めを表明した。一番乗りである。それに呼応する…

「温故創新」230911 N1286伊波喜一

独善の 正義押しつけ 混乱の 国状理解 無理を通さず 23回目の9.11が廻ってきた。しばし、祈りをささげる。 2001年9月11日、イスラム過激派テロ組織アルカイダによるテロで、ワールドトレードセンター北棟と南棟、国防総省本部庁舎などに、航空…

「温故創新」230910 N1285伊波喜一

大切な 未来を担う 子ども等を 特定妊婦 法の網の目 9月は母方の祖母の祥月である。明治生まれの、質実を伴なった生き方をした人だった。その祖母の祈りと情愛に包まれて、道を逸れずに生きてこられた。感謝してもしきれない。 予期せぬ妊娠や若年妊娠、貧…

「温故創新」230909 N1284伊波喜一

国内の 不満と不穏 ガス抜きを 愛国教育 「十段線」に 昨日とは打って変わって、今日は33℃と暑い陽射しが戻ってきた。 中国の新地図をめぐって、関連諸国が反発をしている。「十段線」がそれで、インドでは中国と国境を接しているアルナチャルブラデシュ州…

「温故創新」230908 N1283伊波喜一

性加害 認め謝罪の 声上げる 見て見ぬフリの 体質改め 台風13号が線状降水帯も重なり、日本列島に大雨をもたらした。 7日、ジャーニーズ事務所は、故ジャニー喜多川氏による性加害についてその事実を認め、謝罪した。藤島ジュリー景子社長は、引責辞任し…

「温故創新」230907 N1282伊波喜一

将来の 構想描き 投資する 老いる先進 伸びる新興 湿度は高いが、暑くはない。クーラーを使わずに、一日過ごせた。 今月9.10日に、主要20カ国・地域(G20)がインドで開催される。首脳会議には、G7とグローバルサウス主要国のリーダーが集まる。…

「温故創新」230906 N1281伊波喜一

辺野古への 設計変更 是正指示 沖縄県の 敗訴確定 竹林の笹が、遠目にゆれている。上空では、風が強いようである。 米軍普天間飛行場の名護市辺野古への移設計画をめぐり、軟弱地盤が発見された。そこで防衛省はその申請の設計変更を承認するよう、国が県に…

「温故創新」230905 N1280伊波喜一

安楽死 死を議論する 難しさ 倫理の規範 生命尊厳 空の雲は薄いが陽射しは強い。全国的に35℃近くまで上昇した。 人生100年時代を迎えて、健康寿命とのギャップに苦しむ人が増えている。また、肉体的には元気でも、精神的な健康度にはそれこそ個人差が出…

「温故創新」230904 N1279伊波喜一

対話して チーム作りの 根幹を 自分に気づき 相手に気づく 東京は久しぶりに雨の一日である。心なしか、秋めいている。陽射しが緩み気温は下がっているが、湿度が高く蒸し暑くてたまらない。 バスケ日本代表が、ワールドカップ(W杯)でアジア勢最上位とな…

「温故創新」230903 N1278伊波喜一

里親や 養護施設を 出た後の 支援切らさず 継続養護 朝から陽射しが強い。そんな中、働きアリは脇目もふらず、地面下に巣づくりしている。食料になるものを、溜め込んでいるのだろうか。 児童養護施設や里親家庭など、「社会的養護下」で育っている若者達が…

「温故創新」230902 N1277伊波喜一

震災と 災害弱者 明るみに 守るべき人 身近なところに 朝晩は風が涼しい。このまま秋に入ると、さぞ凌ぎやすいだろう。 関東大震災で語られるべきことの一つに、女性たちの活躍がある。震災発生の9月に発足した「東京連合婦人会」は、乳幼児の栄養支援活動…

「温故創新」230901 N1276伊波喜一

木密の リスクまだなお あちこちに 都市計画の 画竜点睛 暑い一日がまた始まる。100年前の1923(大正12)年、9月1日に起きた関東大震災では、死者・行方不明者約10万5千人が亡くなった。その87%に当たる9万1千人が、火災に巻き込まれて亡…

「温故創新」230831 N1275伊波喜一

性加害 見て見ぬふりの 体質を 事務所とメディア 共犯関係 ジャニーズ事務所の故ジャニー喜多川氏による性加害問題を受け、事務所が設置した外部の専門家による「再犯防止特別チーム」が29日、性加害を認定する調査結果を公表した。 調査チームは5月から…