2022-04-01から1ヶ月間の記事一覧

「温故創新」220429 N1028 伊波喜一

全身の 臓器と密に 連携を 腸の働き 原腸形成 昨夜から冷え込んでいたが、今朝からの雨でさらに寒くなった。つい先頃までは半袖でも暑いぐらいだったが、季節が冬に戻ってしまったようだ。体調も狂いがちになるわけである。 腸は消化を助け、排泄を促し、体…

「温故創新」220425 N1027 伊波喜一

ストレスを 避けない姿勢 前向きの 心に宿る レジリエンスか サクランボの青い実が、大量に道路に散らばっている。まだ十分に熟してもいないのに、鳥たちが啄んだもののようである。この分では、熟れたら大挙してやってくるかも知れない。 ストレス耐性の一…

「温故創新」220422 N1026 伊波喜一

納骨の 四十九日 瞬く間 母の隣に 8年待つか 早朝から陽射しが強い。富士の麓まで車を走らせ、父の納骨を済ませた。3月初めに亡くなって、あっという間に四十九日が過ぎたような気がする。 納骨堂の祭壇に骨壺を安置し、合掌する。それから、個人用の仏壇…

「温故創新」220420 N1025 伊波喜一

義父逝きて 初七日法要 過ぎ去りぬ 在りし日思わん 遺影微笑む 昨日の豪雨は凄かった。大量の雨が、数時間にわたって降り続いた。まるで、スコールのようだった。春の長雨という風情とは、ちょっと違うようだ。 義父の葬儀が終わった。あっという間に、初七…

「温故創新」220409 N1024 伊波喜一

子ども等に 苦労させじと 働きて 職人の手よ 穏やかに逝く 朝から陽射しが強い。動くと汗が吹き出る。ところが、夜は冷える。小さいころ小児喘息で苦しんだが、この寒暖差で咳が出てくる。体が冷えたり疲れたりすると、喘息の初期症状のようになる。 無理を…

「温故創新」220407 N1023 伊波喜一

入学を 祝うかのよう 風に乗り 空を泳ぐや 桜舞い散り 微風に乗って、桜が舞っている。陽の暖かさに背中を押されて、ペダルを漕ぐ足も軽い。 今日は中学校の入学式。体育館への入場を待つ新入生の辺り一面から、ざわめきが聞こえてくる。在校生達の着古した…

「温故創新」220405 N1022伊波喜一

長雨に 桜並木が おぼろげに 幽玄の白 雨に消されて 一夜明けて、陽気が戻ってきた。長雨で桜の姿が霞んでいたが、今日は最高気温が9℃も高くなる。折角の桜が、散り急がないことを祈る。明日は小学校の入学式である。 原材料の高騰に伴って、ガソリンが値上…

「温故創新」220404 N1021伊波喜一

年老いた 義父の介護で 妻帰る 在宅医療 猫の手借りん 一昨日から降り出した雨が、今朝も降り続いている。おまけに横なぐりの雨で、吹き飛んだ花びらが道路にへばり付いている。この分では、入学式まで持たないかも知れない。 義父の体調が悪く、退院した後…

「温故創新」220329 N1020伊波喜一

褐色の 幹も隠れん 櫻花 春を呼び出す 色鮮やかに 野火止沿いの桜が満開である。薄曇りの中、白い陰影がシルエットのように浮かんでくる。冬から春への変わり目を、これほど見事に表す花もないだろう。 沖縄から北上してきた桜前線は、関東各地で花開かせ、…