「温故創新」230820 N1264伊波喜一

鵜呑みせず 自分の頭で 考える 不安と孤独 老いの付き人   

 相変わらず湿度が高い。戸外は75%もある。蒸し暑いわけである。外から戻ると、しばらく汗が引かずに困る。

 不安や孤独感は、脳の偏桃体と帯状回が関連している。

 人は孤独状態に置かれると、脳の帯状回が正常に機能しなくなる。そうすると不安障害の傾向が出て、やる気や食欲も低下し、うつの症状が出てくる。 

 うつになると、「アミロイドB」と呼ばれる、脳内に生じるゴミのようなタンパク質が、脳から排除されなくなる。これが蓄積していくと脳細胞が壊れ、アルツハイマー認知症を引き起こす。 

 老化を遅らせるには、腸内環境を整えることや適度の運動をすることが挙げられる。また生き甲斐を持つことや、生涯現役も挙げられる。働くことで傍を楽にすることができ、その上に収入も得られる、と。

 これについては多少の異論がある。筆者も通勤の往復に、3時間強かかっていた。だから、始業開始時刻の4時間前には起きていた。

 夜は夜で、ちょっと何かをやっていると、午前零時近くになっていた。そのため、慢性的な寝不足に陥っていた。ところが通勤がなくなるだけで、その分の時間を他のことに使えるようになった。

 新聞や月刊誌にも、じっくり目を通せる。さらに、英語の勉強も本腰を入れて出来るようになった。まさに、ストレスフリーである。

 ボケ防止などの情報は鵜呑みにせず、自分流にアレンジすべし!