「温故創新」210924 N889 伊波喜一

210924 N889 伊波喜一

 食料の 自給率が 過去最低 気候の変化 食の先細り       

 彼岸を過ぎたが、まだまだ夏の名残りが続いている。湿度が高い上に暑いので、集中力にかける。衣替えのタイミングが難しい。

 立ち枯れになっていたシャラの木を、半分ほど切った。北側のヒメシャラと同時期に庭の南側に植えたのだが、昨年枯れた。原因は分からない。

 シャラは二股に分かれて枝が出てくる。当初、左側が枯れた。右側は緑の葉を茂らせていたので、大丈夫かと思っていた。それから大分経って、右側の枝が枯れ始めた。とうとう今年は、枝に一枚の葉もつかなかった。

 隣のSさんから借りたノコで、左側から切った。「シャラは目の粗いノコに限る」と言うので、半信半疑ながら借りた。

 枯れたとはいえ、直径7cm程もある。手首を痛めはしないかと案じたが、全くの杞憂に終わった。枝落としに時間がかかったぐらいで、切りやすい。あっという間に左を切り、右にうつる。これまた、すいすいである。あとは40cm程の長さに切り揃えて、括るだけだ。道具の適不適が、これほど作業効率に影響するとは思わなかった。

 日本の食料の自給率が、過去最低となった。生産額ベースでは67%だが、まだまだ低い。世界の人口増大と気候変動とを考えると、食糧自給できなければ生き延びられない。

 気温や風水害に影響を受けない農業のあり方を、早急に確立したい。