「温故創新」231204 N1339 伊波喜一

薬剤の 耐性菌の 拡大で 治癒力失せて 肺炎流行 日中は風が冷たい。日の落ちるのが早く、午後4時半前には暗い。 中国で今、肺炎やそれに似た症状を示す子どもが急増している。中国政府は「新たな病原体は見つかっておらず、季節性の風邪が流行」とコメント…

「温故創新」231203 N1338 伊波喜一

何のため 誰のための 長生きか 月々日々に 向上たらん 乾燥続きで肌がかさかさする。皮膚科で保湿クリームを処方された。 1713年に出版された「養生訓」を読み返してみる。若い頃には退屈にしか思えなかったことが、今、実感しながら読み進む。 益軒は長…

「温故創新」231203 N1338 伊波喜一

何のため 誰のための 長生きか 月々日々に 向上たらん 乾燥続きで肌がかさかさする。皮膚科で保湿クリームを処方された。 1713年に出版された「養生訓」を読み返してみる。若い頃には退屈にしか思えなかったことが、今、実感しながら読み進む。 益軒は長…

「温故創新」231202 N1337 伊波喜一

高齢の 線引き決めた 国連の 1956 報告古し 空気が乾いている。洗濯物が良く乾く。静電気も起こり、恐し。 現行では、65歳以上を高齢者と呼んでいる。これは1956年に、国連が高齢化率を算定する報告書で採用された。 そもそも高齢者とは、自立生活…

「温故創新」231201 N1336 伊波喜一

老練の 大物政治家 去りゆくか 米中国交 引き合わせゆく 今日より師走。激動のこの年の点描を、丁寧に行ってゆかねばだ。 米国と中国の国交正常化に大きく寄与した、ヘンリー・キッシンジャー元米国務長官が亡くなった。享年100歳。 72年、日本の頭越し…

「温故創新」231130 N1335 伊波喜一

話し手に 時代の流れ 脚光が 聞いてほしいと 心の奥で 明日から師走。光陰の早さに驚く。東北は大雪に見舞われている。 コミュニケーションというと、どうしても「話し上手」の印象が強い。ニュース解説などで理路整然と淀みなく、かつ堂々と自信を持って話…

「温故創新」231129 N1334 伊波喜一

自らの 体動かし 体験を 自然と文化 地方へ誘客 サクランボの枯れ葉が飛び散っている。冬が一気に深まってゆく。 体験型旅行「アドベンチャーツーリズム」が、脚光を浴びている。コロナ下が明けて、インバウンドが急激に増えてきた。旅行会社や航空会社は名…

「温故創新」231128 N1333 伊波喜一

対立の 溝深めずに まず対話 小さな合意 継続しつつ 近くの畑に柿がたわわに実っている。自然の恵みは有り難いものだ。 ロシア・ウクライナ戦争も、イスラエル・パレスチナ戦争も、解決の糸口が見えてこない。互いの感情がぶつかり合う状態では、いつ第3次…

「温故創新」231127 N1332 伊波喜一

情報の 質と精度を 磨き抜く 外交戦略 インテリジェンス 自転車でぶらりと立川まで出て、書店に入る。小川和久著「メディアが報じない戦争のリアル」他、2点購入した。読むのが楽しみだ。 今朝の報道では、全国の至る所の港湾や空港を、自衛隊や海上保安庁…

「温故創新」231123 N1331 伊波喜一

オフロード 魅力あるかと コマーシャル 環境・人権 意識鈍化し 初冬の空に、雲が流れている。空気が乾燥して、鼻の奥まで乾く。 英国の広告規制団体の「広告基準協議会(ASA)」は22日、トヨタ自動車の荷台付きスポーツタイプ多目的車(SUV)の2件…

「温故創新」231120 N1330 伊波喜一

10年の 計で現実 変えてゆく 教育投資 ベーシックインカム 失われた平成の30年から6年経った。希望はまだ見えない。 来年半ばには、金利が上がりそうだ。1989年12月、日経平均株価が史上最高値の3万8915円を記録した。日本の国際競争力もそ…

「温故創新」231120 N1329 伊波喜一

半世紀 自身の歩み 師と共に 思い出一つ 在りし日浮かび 池田先生の創作活動一つとっても、小説、対談、童話、エッセイ、提言、講演と、八面六臂という表現ではとても追いつかない。 例えば対談集も国内だけでなく、世界の超一流人と対談し触発している。東…

「温故創新」231119 N1328 伊波喜一

励ましを 一人一人に 温顔の 巨星墜つかな 在りし日思いて 学会創立記念日の18日前後は、各地で賑やかに座談会が開かれた。 15日、創価学会第三代会長池田大作先生が、新宿のご自宅で亡くなられた。享年95歳。若い頃に結核を患い、丈夫でない体で激闘…

「温故創新」231118 N1327 伊波喜一

出国の 日重なりて 偶然の 不思議なるかな 創立の日 成田の朝は曇天で、風が強い。無数の枯れ葉が風に吹き飛んでいる。 約1ト月、日本に滞在した娘親子が、メキシコ経由でコスタリカに戻る。フライトと空港滞在時間などを加えると、30数時間にもなる。 1…

「温故創新」231114 N1326 伊波喜一

立ちづくし あっという間に 時間経ち 家事労働の 対価凄まじ 円相場が、1ドル=152円となった。90年代以来の円安である。 娘達が京都観光から戻ってくるので、迎える準備をした。各部屋のクリーナーがけから布団干し、洗濯を先に済ませておいた。国分…

「温故創新」231113 N1325 伊波喜一

複雑な 脳の調子を 整える 自律神経 3層構造 富士山がまた冠雪している。今朝は木枯らし1号も吹いた。冬到来。 脳のコンディションには、自律神経の働きが大きく関係している。これまで自律神経は、交感神経と副交感神経から成ると言われてきた。だが、実…

「温故創新」231112 N1324 伊波喜一

例年の 寒さに慣れず ふるえつつ 夏から冬へ 秋を飛ばして ここのところの気温の下がりは、どうしたものか。曇天で小雨が混じる今朝の気温は、14℃から11℃へと下がった。寒いわけである。 室温も夜は13℃まで下がった。この3日ほど、この調子である。ど…

「温故創新」231106 N1323 伊波喜一

秋晴れの 遅い紅葉 段々に 富士の雄姿よ 巍巍堂々と 立冬を前に、娘一家と山梨の新倉山浅間公園まで足を伸ばした。 平日ということもあり、中央自動車道は空いていた。約2時間で公園に到着した。山あいのせいか紅葉はまだ途中で、木々の葉の緑から茶、紅と…

「温故創新」231101 N1322 伊波喜一

紙文化 衰えゆくか 本離れ 書籍の未来 書店の行く末 出版業界の行く末に、懸念の声が止まらない。先ず、ミリオンセラーが出ない。映画やテレビで話題になっても、それがイコール原作を読むことにつながっていかない。 また紙の本はスペースや処分に手間がか…

「温故創新」231026 N1321 伊波喜一

初対面 にもかかわらず なついてる ひ孫の姿 目に焼き付けん 足かけ7日間、沖縄へ帰省した。娘にとって数年ぶりの里帰りだ。 沖縄は陽射しが強く、肌を刺す。娘が生まれた時から世話をしてもらっている義母(孫からみて曾祖母)に、婿とひ孫を会わせた。 孫…

「温故創新」231023 N1320 伊波喜一

孫来たる 遠い中米 コスタリカ 旅の疲れを 知るか知らぬか 前泊し、今朝成田空港に向かう。夜露で、車がしっぽり濡れている。 午前6時半、娘と婿、孫の3人が入国出口から出てきた。10カ月ぶりに会う孫はすっかり大きくなっていて、喃語をしゃべっている…

「温故創新」231021 N1319 伊波喜一

善し悪しに 一喜一憂 人頼み 因果の理法 内に求めん 強風が吹いていて、雲の流れが早い。上空は風が逆巻いている。 「ローカス・オブ・コントロール(統制の所在)」という言葉がある。あらゆる行動や評価の原因は、内(自己)に求めるのか外(他者)に求め…

「温故創新」231020 N1318 伊波喜一

空が青く澄み渡り、陽射しが眩しい。今日は上さんの誕生日である。 地球温暖化に伴い、ハブクラゲやオニダルマオコゼなどの海洋生物への対応が、身近に迫ってきた。ハブやヤマカガシなどの毒蛇も、温暖化の影響で活動期間が長期化し、被害に遭う可能性が高ま…

「温故創新」231015 N1317 伊波喜一

いざという 時のためには 必要な お一人様の 「困った」対策 雨混じりの今朝は、風が冷たい。やっと、晩秋がやってきそうだ。 身寄りのない高齢者を対象に、入院時の身元保障、死後の葬儀や遺品処理などのサービスを提供する事業者が増えている。だが、契約…

「温故創新」231014 N1316 伊波喜一

遂に出た 解散命令 請求が 献金報告 不法行為 今冬の大流行に備え、上さんとインフルエンザワクチンを打った。 世界平和統一家庭連合(旧統一教会)への解散命令を、東京地裁に請求することを文科省は決定した。献金被害などが長期間続き、民法の不法行為が…

「温故創新」231011 N1315伊波喜一

拙速に 事情を組まず 事進め 生活実感 乏しすぎるか 10月とは思えない暑さが続いている。日中は半袖で過ごしている。 4日に自民党埼玉県議団が提出し、6日の委員会で賛成多数で可決された「県虐待禁止条約改正案」に対して、県内外から抗議が上がってい…

「温故創新」231010 N1314伊波喜一

積み立てた 基金だぶつき 使わずに 国民負担 16兆円 陽が昇る頃に、つがいの鳥が電線にやってきて、会話をしてゆく。 非常用にと国が積み立てた基金が、だぶついている。その額、16兆円。これまでにも基金が作られた時期は、3回ある。 バブル景気の19…

「温故創新」231009 N1313伊波喜一

イスラエル 陸海空の 奇襲戦 和平立ち消え 紛争再燃 1日中、雨が降っている。真夏から初冬に一気に季節が過ぎていく。 パレスチナ自治区ガザ地区を実効支配するハマスが、イスラエルに大攻撃を加えた。イスラエル領内に侵攻し襲撃を繰り返した。イスラエル…

「温故創新」231008 N1312伊波喜一

利害なく 生ある未来 育てんと 子ども真ん中 社会作らん ラグビー決勝リーグ予選で、日本はアルゼンチンに逃げ切られた。後半の20分に押し上げが出来なかったのが、敗因である。 「子ども基本法」が施行されて、半年が経つ。1989年に国連で採択された…

「温故創新」231007 N1311伊波喜一

ノーベルの 遺志に応えん 平和賞 獄中宣言 禁錮31年 カマキリが車にしがみついている。産卵の場所を選んでいるようだ。 ノルウェーのノーベル委員会は今年の平和賞に、イランの女性人権活動家ナルゲス・モハンマディさん(51歳)を選んだ。 モハンマディ…