2021-01-01から1年間の記事一覧

「温故創新」211011 N906 伊波喜一

どうこうと 周りが何を 言おうとも 自ら信じ 自ら動け 10月も半ばに近づこうというのに、日中は半袖で過ごしている。朝晩は涼しいが、肌寒くはない。 かつては、8月のお盆を過ぎると風の涼しさを感じた。9月のお彼岸を境に、一気に秋がやってきたものだ…

「温故創新」211010 N905 伊波喜一

信念に 順ずる姿勢 原点に 仲間と共に 事実求めん 散歩途中の庭に、柿の実が色づいている。青空を背に、手入れを忘れた高い枝には、おもいおもいに実が生っている。 老木に見えたが、なかなかのものである。もう少し経つと、甘みが増してくるだろう。 202…

「温故創新」211009 N904 伊波喜一

急かされて 生きてる社会 早送り たまに駆け足 たまにゆっくり カラスが電線に集まって、大声で呼び交わしている。何かを伝えているようだが、内容は分からない。巣作りの相談なのだろうか、それにしても20羽は多い。 一方、小川西町グランドでは、朝から…

「温故創新」211008 N903 伊波喜一

211008 N903 伊波喜一 生存の 厳しい原理 生き物の 飽食文化 悔い改めん 妙正寺川の緩やかなカーブを右手に折れて、脇道に入る。環状7号線を一本入ったこの道が、いつもの通勤コースである。家と家が立ち並び、狭い道路がカーブしている。 地図上では分か…

「温故創新」211007 N902 伊波喜一

温暖化 予測に貢献 モデル化を 渡米後研究 懐深し 早稲田街道沿いのイチョウの葉が、枯れ始めた。色つやが落ちて水分がなくなり、黄茶の混じったカサカサの葉になってきた。 ケヤキは根の周りをコンクリートで固められ、土中に雨水が滲みこみにくい。十分に…

「温故創新」211006 N901 伊波喜一

疼痛の 研究深め 様々な 治療法の 解明待たん いつの間にか、エビカズラが庭に生えている。この前まで隣りの公園に生えていたが、公園清掃の折りに片付けられたもののようだ。 それ以降見かけなかったが、庭に根を下ろしていたらしい。それにしても、自然に…

「温故創新」211005 N900 伊波喜一

100代の 岸田内閣 発足し 経済安全 保障進めん 秋晴れのはずが、なぜか入道雲のように雲が湧き起こっている。全く、日中の暑さには閉口する。陽にさらされて、顔も腕もヒリリとする。季節の変わり目には睡眠と栄養、日焼け対策が肝心のようだ。 第100…

「温故創新」211004 N899 伊波喜一

人生の 経験思考 積み重ね 本質見抜く 眼力持ちたし 実家の草刈りが終わった。仕方のない事ではあるが、距離が離れ過ぎていると自分では刈れない。だから、業者に頼んでいる。 温暖化の昨今は、草木の伸びるのが早い。ご近所に迷惑にならないか気にかかって…

「温故創新」 211003 N898 伊波喜一

声かけて 互いの安否 確かめん 勇気ふり出し 尋ねてみると 秋を感じてか、公園のコニファーの葉が茶色くなってきた。揺すると、結構落ちてくる。葉落としをすると、全体につやが出る。 今度時間を見つけて、枝をこすってやろう。 かつて一緒に働いていたGさ…

「温故創新」211002 N897 伊波喜一

根回しと 忖度政治 いつまでも 変わり映えせぬ 人事ガッカリ 台風一過、晴天が眩しい。しばらく夏に逆戻りしたかのように、気温が上がると予想されている。暑さが復旧事業の足枷とならないか、心配である。 自民党役員人事が発表された。岸田政権発足の立役…

「温故創新」211001 N896 伊波喜一

毎回の 連載愉し コミックを 時代を築く 劇画の祖逝く 都民の日の今日は、風雨が強く交通機関が麻痺している。全国的にも大きな被害がもたらされている。緊急事態宣言が明けただけに、影響の少ないことを祈るばかりだ。 漫画家のさいとう・たかを氏が膵臓が…

「温故創新」210930 N895 伊波喜一

脱炭素 社会目指して 世界中 気候変動 防ぐためにも 台風26号が伊豆沖を北上している。2年前の台風では、屋根瓦が剥がれたり、河川が溢れたりと大きな被害が出た。 風の強さが尋常ではなく、経験したことのないものだった。今後、このような自然災害が毎…

「温故創新」210929 N894 伊波喜一

遂に聞く 引退の声 横綱の 満身創痍 記録打ち立て リビングの天井に、何かぶら下がっている。埃にしては大きすぎる。よく見ると、薄色のクモが身動きもせずにいた。一体、どこから入ったのだろう。 横綱白鵬関が引退することを決めた。通算勝ち星1187勝…

「温故創新」210928 N893 伊波喜一

日本の 成長曲線 曲がり角 分散型の 社会へ移行 雲が薄く延びている。朝から陽は照るものの、陽射しが柔らかい。あれほど陽を避けていたのに、逆に暖が恋しい。体はすでに秋の支度にかかっているようだ。 京都大学内に日立京大ラボが出来たのが、2016年…

「温故創新」210927 N892 伊波喜一

使い捨て 情報の価値 薄まりて 心に残る 言葉大事に 夜風が冷たい。布団にくるまると、体が温まる。読書すると立ちどころに寝入る。まるで、読書が眠り薬代わりになっているかのようだ。 休日は午前2時頃に目が覚めると、1時間半ほど読書をする。程よく疲…

「温故創新」210926 N891 伊波喜一

激動の 転換期こそ 宗教の 持つ役割を 見直す今が 夜が涼しい。日中は蒸すが、夜半から明け方にかけて冷える。この寒暖差に油断して体を冷やすと、体調を崩す。 人類は人口と経済の「拡大・成長」「成熟」「定常化」というサイクルを繰り返してきた。 第1の…

「温故創新」210925 N890 伊波喜一

TPP 加盟めぐりて 中国と 台湾爭う 調停いかに 南の方では台風が2個も発生している。米や野菜・果物などの収穫はこれからがたけなわである。農産物に大きな被害がないことを祈るばかりだ。 台湾が22日、TPPへの加盟を申請した。16日に申請したば…

「温故創新」210924 N889 伊波喜一

210924 N889 伊波喜一 食料の 自給率が 過去最低 気候の変化 食の先細り 彼岸を過ぎたが、まだまだ夏の名残りが続いている。湿度が高い上に暑いので、集中力にかける。衣替えのタイミングが難しい。 立ち枯れになっていたシャラの木を、半分ほど切った。北…

「温故創新」210923 N888 伊波喜一

鈴虫の 鳴く声通る 暗がりに 秋の訪れ すでに始まり 雲がかかってはいたが、中秋の名月はやはり美しい。 日本では月にまつわる話が多い。古くは竹取のように、哀愁を帯びた物語も多い。人にとって月は、自身を照らす対象である。 太陽では光が強烈過ぎて、自…

「温故創新」210922 N887 伊波喜一

住み慣れた 住居守りて 人々の 暮らし成り立つ 基盤づくりを 西武線の線路の脇に、赤い曼殊沙華が一塊に咲いている。 この花は、彼岸に合わせて花を咲かせる。冷夏や酷暑であろうと時を外さず咲く、不思議な花だ。その朱色が秋を感じさせる。 衣食住は生活の…

「温故創新」210921 N886 伊波喜一

チャドクガの ぶら下がり見て 肝冷やす 病害虫の 発生恐し 日中の気温がうなぎ上りだ。陽射しが強く、肌を刺す。紫外線も相当強く、サングラスをしていないと目が痛い。 何気なく見ていると、ヒメシャラの上の葉に数か所、チャドクガがびっしり固まっている…

「温故創新」210920 N885 伊波喜一

大陸の 3集団の 遺伝子が 混じりて今の 日本人あり 台風一過、連日の晴れ間である。今日は敬老の日である。コロナ下で外出に一定の制限はあるものの、戸外の空気を吸う機会があれば最高だ。 7月にホームに移った父とは、緊急事態制限のため面会が出来ない…

「温故創新」210919 N884 伊波喜一

何気なく 咀嚼すること 話すこと 歯の働きが 大切なりき 湿度が高いのか、日中は結構蒸す。喉に乾きは覚えないものの、体内から水分が蒸発していく。小まめな水分補給が必要である。 ヨーロッパ歯周病学会が今年2月、新型コロナウイルスに感染した568人…

「温故創新」210918 N883 伊波喜一

メッセージ 伝える前に やることが シビアな意見 黙って聞くこと 久しぶりに月を見た。日中はまだまだ夏の名残りがあるが、月の上る様に秋を感じる。 これからは見るもの、食べるものの楽しみが増える。接近している台風の被害がないことを、祈るばかりであ…

「温故創新」210917 N882 伊波喜一

共有の 体験不足 空白化 コロナの影響 未来に何が 駅のホーム内の鉄枠に、カラスが飛んできた。鉄枠の上を跳ねながら、電車がホームに入ってくる前に、向こう側のホームに場所を変えた。上手いものである。 コロナ下ではっきりしたのは、共有体験の不足であ…

「温故創新」210916 N881 伊波喜一

楽しんで ルーチン欠かさず 続けるか レジリエンスを 高める秘訣 動くと汗ばむものの、空気が秋の気配に変わってきている。 通勤路を歩いていくと、いつもの道にいつもの猫がいる。三毛猫と黒猫がエサを待っていて、筆者に横取りされないように(?!)こち…

「温故創新」210915 N880 伊波喜一

収穫を 目の前にして 台風の 被害甚大 秋悲しもと 台風14号が台湾を通って北上している。大陸からの季節風に押されて、日本列島に向かって進路を変える気配である。 秋の豊穣を目前にして、大雨の被害が懸念される。 庭の楓の下に、10cmに満たない小枝…

「温故創新」210914 N879 伊波喜一

明確な 基準示さず お願いで 規制と保証 検討ありき 日中は蒸し暑いが、夜になるとヒンヤリとする。半袖では肌寒いぐらいだ。体温調整が難しい。 ロックダウンの法整備について、各界から意見が出されている。 ロックダウンを求めるには、補償が欠かせない。…

「温故創新」210913 N878 伊波喜一

言葉には 色がありなん 誰にでも 真心届けん 心磨いて 雨が続いて、湿度が高い。動くとジワリと汗が出てくる。通勤途中の公園の脇道に、ウシガエルが死んでいた。 久しぶりに見たウシガエルは、片手を優に広げたぐらいの大きさだった。雨水に誘われて、道に…

「温故創新」210912 N877 伊波喜一

励まして 心豊かに 育てなん 家庭の力 互いの成長 台風の影響で、全国的に大雨が続いた。収穫の時期だけに、大風が吹かないことを祈る思いだ。 昨年、枝すきをしたコニファーの葉が、大分広がっている。夏も終わり茶色に色づいてくると、随分と葉が抜け落ち…