「温故創新」240826 N1493 伊波喜一

リハビリの 適用範囲 厳格で 保険診療 期限半年       

 朝晩の風が涼しい。ただ、台風の影響で雲がないせいか、紫外線が目に突き刺さるようだ。沖縄に白内障が多いのも、分かる気がする。 

 リハビリテーションセンター病院で、腰の治療をしている。熱心な理学療法士のお陰で、症状が和らいでいる。リハビリと同時に効果的な運動も行うので、自宅で継続することが出来る。

 筆者の通う整形外科では、いろんな患者が通院している。梗塞による麻痺を緩和する人もいれば、怪我の後遺症や手術後のリハビリなど様々である。保険を適用して、半年をめどにリハビリを行っている。

 そのため、ある程度改善が見られた場合には半年で終える。

 筆者の場合、歩くことは出来るし、痛みもそれほどきついわけではない。脊髄の骨と骨との間が狭まっているので、神経が触れると痛みが出る。長時間座り続けたりすると、鈍痛が続く。

 激痛ではないが、この痛みは我慢しづらいところがある。それが出ないようにと、リハビリを続けてきた。そして、実際にその効果が出て来た。そのため、治療はこの時点で打ち切りとなる。

 国が主導しているこの施策は、国民が健康的な生活を送れるようにと出来上がった。だが、折角良くなってきたところで治療を止めれば、元の木阿弥になりかねない。そのこと自体、国の大きな損失となろう。

 病院の人手も足りないので無理は言えないが、リハビリを継続する希望者枠があってもよいのではないだろうか。