「温故創新」211123 N949 伊波喜一

健康に 感謝するかな 母と妻 長寿で働く 養生しつつ             

 所用で上京してきた義弟達が、帰っていった。現状や今後の事について、久しぶりに話が出来た。それにしても、残された時間は少ない。まだまだ話し合わなければならないことが、山積している。

 子ども達も働き始め、親の手が離れた。そう感じていたが、手放しで喜んでばかりもいられない。仕事の将来性やこれからの見通し、働き甲斐など、気になることが浮かんでくる。

 何よりも、心身ともの健康が一番大切だと感じる。

 筆者自身、40年以上働いてこられたのは、健康であるからだ。

 小児喘息とビタミン欠乏症で体の弱かった筆者を、母は栄養面で気づかってくれた。この食べ物が良いと聞けばそれを試し、お陰でその効果を体で確かめることが出来た。

 継続は力で、食べ続けることで徐々に健康になった。

 上さんも母同様、健康に気を使ってくれた。

 家族が元気でいられるのは、そのお陰である。快適な食事や睡眠に気づかってくれたお陰で、大病もせず歩いてこれた。

 遠からず人生120歳までを、元気に生きられる日がやってくるそうだ。しかし、健康づくりに特効薬はない。バランスの取れた衣食住生活を、日々送れるかどうかにかかっている。

 その積み重ねが自身を健康にし、周りを明るくしてゆく。健康になると自ら決めて、日々を大切に生きていきたい。