「温故創新」210130 N652 伊波喜一

財政の 支出膨らむ 非常時に コロナ対策 1445兆円       

 吹き続けていた風は止んだが、今朝は空気が冷たい。台所仕事は水が冷たくて、手が痛い。 

  暮れから頼んでいたご近所の植木屋さんが、やっと来てくれた。

 コロナ禍で仕事が減ってはいないか心配していたが、忙しくしているとのことである。

 遠くの仕事は、この小平から千葉まで行くという。往復にかかる時間だけでも、相当なものだ。が、さほど苦にならないようだ。 

 木は枝が茂りすぎると陽が射さないので、元気がなくなる。南側と北側のコニファーは枯れ枝をしっかり落とし、風通しと陽当たりを良くした。 

 ブルーベリーは脇枝を落とし、枝全体に栄養が行き渡るようにした。サクランボはもう花芽が出ているので、飛び出している枝をわずかばかり落とした。 

 以前、筆者は形を揃えることしか考えず、やみくもに剪定をしたことがある。伐り過ぎた結果、その年はわずかしか実が生らなかった。その点、職人さんは長年の経験から、伐りすぎの危険性を心得ている。 

 国際通貨基金IMF)は昨年、世界全体で1445兆円をコロナの経済対策に投じたと報告した。経済構造が変わる中、新産業が安定軌道に乗るまでにはまだ時間がかかる。

 長期的視点に立ち、新産業を育てていきたい。