日本人 平均寿命 世界一 人生の価値 どこに置かなん
南から台風が北上している。これから10月にかけて、台風が到来する。農作物の収穫期に当たるだけに、被害の少ないことをただただ祈るばかりだ。
医療の進歩により、日本人の平均寿命は驚くほど延びている。
WHO(世界保健機構)の統計では、平均寿命が84.3歳、健康寿命が74.1歳となり、共に世界一である。
確かに、今の高齢者は肉体年齢が若い。良質な睡眠、栄養バランスの取れた食事、そして適度な運動は、健康寿命を延ばす要因だ。
細胞分裂が加齢とともに限界に達し、取り換えることが出来なくなると、老化が起こる。分裂のスピードには個人差があるので、年齢より若々しい人もいればその逆もある。
その違いの要因の一つが、活性酸素だ。活性酸素は細胞を酸化させるので、体内に蓄積しないように気をつけていかなくてはならない。
そのためには、紫外線や喫煙から身を守ることや、抗酸化成分が含まれる果物や野菜を採ることが大事だ。
加えて、心の持ちようが大きく影響することが言われている。
利他という目的を持ち、自分の目標に向かって歩み続けている人は、いつ会っても若々しい。
人生は有限である。広く世界に目を向けて生きる姿に、アンチエイジングが重なって見える。