「温故創新」210220 N673 伊波喜一

スギ花粉 各地で飛散 始まりて 感染リスク ぐっと高まり         

 朝晩の冷え込みとは対照的に、日中の暖かさは春そのものである。

 気象会社「ウェーザーニュース」によると、14日までに九州から関東甲信34都道府県がスギ花粉のシーズンに入った。

 21日から北陸地方を縦断し、3月末日には北海道まで北上する見込みだ。3月後半からはヒノキ花粉、北海道ではシラカバ花粉も始まる。花見も命がけだ。 

 花粉症の人に限らず、この季節は鼻水やくしゃみ、目の痒みや涙目となる。その時に、ウイルスが付着した手で目をこすったり、鼻の粘膜に触れたりすると、感染リスクが高まる。

 そうならないためには、手洗いやマスクの交換をこれまで以上に頻繁に行うしかない。

 筆者はこれまで使い捨てマスクを使っていたが、今後布用に換えようと思っている。 

 また、冬場は窓の一部を開けて喚起しているが、これではかえって室内に花粉を取り込むことになってしまう。

 昨年、喚起ができる空気清浄機が大売れしたが、今年はその傾向にさらに拍車がかかると思われる。 

 17日から医療従事者向けに、ワクチン接種が始まった。全国民が接種し、さらにコロナへの耐性が付くまでにはさらに時間を要する。 

 睡眠・栄養・運動の3原則に気をつけ、体力を保持したい。