「温故創新」210725 N828 伊波喜一

コロナ下の 自粛疲れを 追い払い 個人の努力 国に届けと   

 台風6号は先島諸島から韓国へと、勢力を拡大しながら北上している。大量降雨による河川の氾濫や土砂災害のないことを、祈っている。 

  足かけ2年に及ぶ自粛生活は、緊急事態宣言や蔓延防止等重点措置が繰り返された。正直、またかという思いを抱く。

 そんなコロナ下の6月、自粛疲れを感じているか調査した。6割がはい、4割がいいえと答えた。はいの理由として、旅行や帰省がしづらい、会いたい人に会いにくい、マスク着用や頻繁な消毒が挙がった。 

 自粛が解けたらしたいことは、旅行、飲食店で飲酒、映画館やライブ、友人との打ち上げが挙がっている。

 一方、いいえの理由として、巣ごもりが苦にならない、自分の時間を大切に出来る、仕事や勉強を一人でするのが好きが挙がった。 

 収束後も続いてほしい「新生活様式」は、手洗い・手指消毒、せきエチケット、感染予防対策だった。

 最後に、ワクチン接種が行き渡れば自粛から解放されるかでは、はい44%、いいえ56%と大差はなかった。その理由として、変異株の流行やタミフルのような特効薬がない、ことを挙げている。 

 グローバル化パンデミックは、相関性が高い。新生活様式で元の生活スタイルに戻れば、感染も広がっていくことは避けられない。

 海外のワクチン頼みではなく、国内でワクチンと特効薬を製造できるよう、国は進めてゆきたい。