「温故創新」230213 N1177 伊波喜一

感染の 高まりなおも 続くかな マスク着脱 時期尚早と

 今朝は昨日と打って変わって、雨の一日である。気温が下がってくるのが、肌で感じられる。

 マスク着用の判断が、個人の裁量に任せられることになった。電車やバスなど人の密集するところは、マスク着用を推奨するとある。しかし、今マスクを外したら、一体どうなるだろうか。

 インフルエンザやコロナは、飛沫感染が影響大である。その意味からも、喚起とうがい・手洗いの励行、マスク着用は理に適った対処法である。

 行動制限も一定の効果があったが、ワクチン接種と日常の防止策で何とかここまでで済んでいる。これで行動制限がなくなった上に、マスクをしなくなるとどうなるか。間違いなく感染率は高まる。

 重症化しないとといっても、初体験のウイルスである。症状は必ずしも、軽いものばかりではなかろう。これでコロナ患者が増えれば、病院は通常業務が出来なくなってしまう。それを個人の判断に任せるとするのは、いかがなものか。

 まだまだこれからも、コロナとの共存は続いていく。日本はここまで感染レベルを抑え、死者も少ない。その維持を続けていくことこそ、今後の歩むべき道であろう。

 規制の手綱を緩めれば、コロナが蔓延することは火を見るより明らかとなるのだ。