「温故創新」210724 N827 伊波喜一

安全で 健康維持の パラダイム 防災・医療 産業創出   

 朝食のサラダにゴーヤーを入れた。裏のプランターで育て、7cmと小ぶりだ。が、ゴーヤーの苦みがあり、美味しい。 

  ゴーヤーはもともと南国の産だが、東京が35℃越えをするようになると、作物として適するようになる。気象条件が変わった、ということなのだろう。  

 ドイツの洪水は、甚大な被害をもたらした。世界のいたるところで、異常気象が見られる。

 日本も近年、山あいから流れてくる水の量が度を越している。そのため、洪水や氾濫が常態化している。治水対策を含めた防災・減災は、国家戦略的課題である。

 例えば、河川の氾濫を防ぐために地下に設ける調節地は、ビッグプロジェクトである。完成までに時間も予算もかかるが、感性すれば多くの人命や財産を守れる。 

 加えて、これだけ気温が上昇すれば、様々な感染症が懸念される。コロナに次ぐパンデミックが、いつ起きても不思議ではない。

 今回のコロナ対応で、医療従事者の献身的な努力がクローズアップされた。同時に、日本の医療体制の改善すべき点も明らかになった。 

 国は防災と医療のパラダイム(世界観)を示し、世界に発信したい。日本が示すガイドラインは、災害に直面している国々の参考になることだろう。