「温故創新」210125 N647 伊波喜一

オンライン デジタル技術 活かしつつ 交流するか 友好維持を         

 朝方に少し風が吹いていたが、太陽が顔を出している。この2日間は結構な雨が降った。

 お陰で極度の乾燥状態から、逃れることが出来た。乾燥好きなコロナの蔓延を少しでも防ぐことが出来れば、と思う。 

 東京五輪パラリンピックの開催が、まだ決まらない。国としては、コロナ対策を優先せざるを得ない。参加国の選手を受け入れるホストタウンでも、その対応に苦慮している。 

 そんな中、オンライン交流で友好維持に努める自治体がある。

 コロンビアの車いすバスケットボール選手を受け入れる大阪府大東市は昨年、地元の小中学生と代表選手らとのオンライン交流を行った。 子ども達からは「バスケットボールをやっていて楽しいことや苦しいことは? また、その時にどうしているか?」など、質問が出された。そしてスペイン語で「がんばって!」とボードを掲げた。

 コロンビアの選手達からは「元気をもらえた」「ありがとう」と、満面の笑みと返事が返ってきた。

 子ども達は「ハンディに負けず、自分の出来ることを全力でやっていて、すごい」と感想を述べていた。  

 大東市では市のHPに「スペイン語講座」を連載するなど、ゲスト国を身近に感じられるよう工夫している。

 このような地に足がついた、地道な活動を応援していきたい。