コロナ禍で 家飲みする人 増えたとか ウチ豆需要 珈琲文化
コロナ禍に集中豪雨が続いている。日本経済の縮小が気にかかる。コロナ・豪雨・新たな感染症対策は、始まったばかりである。
コロナ禍で、コーヒービジネスに異変が起きているという。
大手珈琲店では、業務用珈琲の需要が5~7割も減った。
珈琲と経済とは関係が深く、国内総生産(GDP)の増減と、ほぼ軌を一にする。今回のコロナ禍で閉鎖するカフェ営業店が増え、珈琲の需要が落ち込んでいた。
ところが家飲み珈琲が増え、消費量が増加している。
一人当たり珈琲消費量は日本が3.5㎏で、米国の4.8㎏に次いで世界第五位である。ただし、20代での消費が少なく、30代・40代も減少傾向にある。一方、50代~70代の消費量は増えてはいるが、高齢者頼みである。
今回のコロナ禍では、若い層に珈琲の美味しさや香要が見込まれると期待されている。
筆者の学生時代はインスタントコーヒーがあれば、それだけで満足だった。今はドリップコーヒーも質が高くなり、家庭でも十分美味しく飲めるようになった。
ささやかではあるが、家庭で珈琲を飲みながら団欒することが出来ることは、幸せである。
珈琲文化が、日本の家庭に根付くきっかけとなると良い。