「温故創新」 190408 N268 伊波喜一

子供らの 声響くかな 新入の 地域で育て 未来の宝 

 昨日とは打って変わり、花曇りの一日だった。春先の天気は変わりやすい。コートが手放せない。 今日は小学校の入学式。新入生とその弟妹・保護者を加えると、相当な人数になるだろう。義務教育は9年だが、今は高校までは義務教育の範疇と考えてよい。だから、実質12年間とそれ以上学ぶことになる。この間、どのような目標を立てて進んでいくかで、将来が大きく左右されてゆく。入学したからお任せではなく、ここからがスタートであることを家族でもう一度確かめ合う機会と捉えていってはどうかと思う。 友人から便りをいただいた。筆者が3回に対して友人から1回の割合で、返事が返ってくる。そこには、自身の将来について悲観する思いが書かれていた。人と自分とを比べても何もならないし、状況は変わらない。そう分かっていても、つい比べてしまうのが人間の愚かさであり、同時に魅力でもある。 人がこの世に生まれてきたのは、自分の使命を果たすためである。その人にしか出来ない事が、必ずある。どんなに辛かろうが、歩みをさえとめなければ結果はついてくる。その事を信じて、その時がくるまで、励まし続けていきたい。