「温故創新」211023 N918 伊波喜一

噂好き 土足で家に 上がるよう したり顔した コメンテーター      

 昨夜からの雨が上がっている。昨日は12月半ばの寒さとかで、コート姿がちらほら見かけられた。もうすっかり、暖房が恋しくなった。夏物のスーツも、これで着納めだ。

 秋篠宮家の眞子さまが、30歳を迎えた。

 昨日は皇居を訪れ、天皇、皇后両陛下に結婚を報告した。25日に上皇ご夫妻へ挨拶する。26日午前に、小室圭さんと婚姻届けが出され、皇室を離れる。

 先の大戦では、国内外で多くの人が亡くなった。

 天皇家にはその責任があり、戦後、国民の範となるよう行動の自粛をしてきた。国民も暗にそれを求めている。

 また、経済的に自立することを求められておらず、自らの生きたいように生きることが困難である。

 そのためもあり、眞子さまの結婚をめぐっては、報道の過熱ぶりが止まらない。興味のおもむくまま覗き、言いたい放題。テレビの前でしたり顔してコメントする人達の露骨さには、呆れるしかない。

 自身の身内やそっとしておいてほしい過去を、衆目に晒されたらどんな気持ちになるだろう。人様の家の芝生にずけずけと入り込む無神経さを、報道の自由と美化しないでいただきたい。

 これからの皇室は経済的にも自立し、もっと個を大切にしてよい。それを認めた上での、国民への奉仕であろう。