「温故創新」200817 N512 伊波喜一

脱プラの 動き広まる エコトイに 地球環境 プラごみ減らし  

 グアム時代の教え子から、手紙が届いた。今、米国に住んでいるが、日本に移住する予定でいるとのこと。

 ところが、コロナ禍で延び延びになっているとのことだ。いろんなところでいろんな人が、予定変更せざるを得ない状況が見え隠れする。 

 レジ袋有料化にともない、玩具業界でもプラごみを減らす動きが広がっている。

 玩具メーカーを中心に、プラスチック素材の削減やリサイクルの取り組みが広がっている。再生プラスチックを使用したり、出張授業で環境負荷低減を行ったりしている。 

 また、植物由来プラスチック製の砂遊び用スコップや脱プラは外食産業にも及んでおり、景品の玩具を回収して店内使用のトレイに再利用するなどしている。

 環境意識の高い欧州などでは、既に紙や布製の玩具が広まっているが、日本ではまだまだ脱プラ化には至っていない。 

 生分解性プラスチックは、使用後に自然界の微生物の働きによって生分解され、水と二酸化炭素に分解される。

 これにバイオマスプラスチックを加えると、環境に優しいプラスチックとなる。便利で万能なプラスチックを使い続けると、常習化する。そのツケは21世紀に回される。 

 選択の岐路に、私達は立たされている。