「温故創新」200703 N469伊波喜一

年金の 行方気になる 少子化で 支え手減りて 維持出来るかと 

 2日前の午前2時半頃、関東地方の上空で火球が目撃された。

  鎌倉時代の記述にも火球が出てくるが、見たのは初めてである。物凄い勢いで夜空を縦断していて、その様相に度肝を抜かれた。 

 今日から筆者も年金受給資格者となる。街中の年金事務所であれこれ相談し、教えてもらって何とか書類を提出できた。

 そもそも筆者のような素人には、書類の書き方が難しい。似たような書類が重なり合っていて、日本語で書かれていても意味を汲み取れない。母国語が日本語でない外国人にとっては、さらに意味を捉えられない事だろう。 

 現在、日本の人口は1億2602万人である。2065年には8800万人になると予想されている。

 そうなると、15歳~65歳までの生産年齢人口の割合が、約半分の4400万人になる。つまり、働き手一人が老人一人を肩車する格好となる。

 生産年齢人口の中には、非常勤や非正規の働き方を選択している人が相当数いる。また、引きこもりの実態も増加傾向にあり、改善の兆しが実感できにくい。 

 そうなると、年金体系の維持が出来にくくなる。そういう状態を考えて、若い世代の年金離れが深刻である。  

 国はこの事を丁寧に説明し、納得させていくことが必要であろう。