「温故創新」200514 N434 伊波喜一

これまでに 経験のない ウイルス禍 不要と不急 今やることを 

 空気が澄んでいる。最高気温は26度で、紫外線が強いとの予報だ。 

  昨日は晴れていたが、薄曇っていた。何千キロも離れたところから、黄砂が風に乗って飛んできたからだ。

 昼過ぎまでは大して風が吹かず、黄砂を意識することはなかった。 

 ところが、夕刻から風が吹き始め、枝葉を揺らした。

 時折、咆哮のように風が吹き抜けた。つくづく、自然の力は侮れないと思った。 

 在宅勤務が続いている。筆者はテレワーク出来る環境にない。また、そういう仕事内容でもない。

 人と会うのが仕事なので、当初多少の戸惑いはあった。しかし、会う前に準備することは出来る。

 特に今年度から外国人支援が始まるので、やることだらけだ。先行事例のリサーチをしたり、プランニングしたり、実際の場面を想定してイメージトレーニングしたりと、忙しい。 

 目の前に相手がいないので、実際の反応は試せないが、(この場合はこうしたらどうか)と考えているだけで、あっという間に時間が過ぎてしまう。 

 ふだん時間に追われて生活していると、じっくり考える暇がない。今まで刺激を外に求めていたのを、内に求める。これは、コロナ禍時の不要不急がもたらしたものである。 物事には、須らく長短がある。