「温故創新」200503 N427 伊波喜一

勢いで 憲法変える 動きあり 改正の意義 検討すべき 

微風が心地よい。鳥の声がしないナと思って外に出て見たら、すでにサクランボの実が散乱している。まだ青くて熟もしていない。

僅かに赤みがさしているぐらいだ。(全く困った鳥たちだ)。そう思って、酸っぱそうな木の実を口にしてみた。 

これが甘い!ナルホド。鳥たちはこの甘みを知っているから、啄みに来るわけだ。 

3日は憲法記念日である。争点の憲法改正については、必要43%、不要46%と拮抗している。現憲法については、よいが63%と答えている。

これは、9条について変えない方がよいの65%と並んでいる。ということは、平和憲法の趣旨とセットで考える方が望ましい。この事は、集団的自衛権の行使が出来るよう解釈を変更したことについて問題があるが70%となっている、を裏付けている。 

防衛力の強化については賛成が53%だが、他国からの攻撃に先制攻撃もためらうべきではないに賛成が36%と低い。日米安保のあり方も、今後の検討課題となりそうだ。 

最後に今の暮らし向きについて、余裕があるは37%と低い。つまり、7割弱が生活に不安を抱えている。 

働き方改革の先にどのような暮らしをイメージしているのか、政治は問われている。