「温故創新」200413 N410 伊波喜一

夜半より 雨風続き 寒空の 冬に戻りし マフラー巻きて  

昨夜より雨が降り始めた。今朝には上がるかと思っていたが、激しさを増すばかりだ。東京は2月並みの気温に逆戻りした。全国でも局地的に雷をともない大雨が降るとのことで、竜巻や突風が懸念される。 

通勤快速を待つ停車駅のフェンスの向こう側に、カラスが一羽降りてきた。雨で羽が濡れたのが気になるのか、二・三度羽を擦り合わせ、そのまま電線の上まで飛び上がった。餌を探しているのかじっと下を見下ろしていた。そこら中見回しても、他にカラスはいない。悠々と羽を伸ばしていた。 通勤電車はほぼ満員だった。多少空いているとはいえ、立っている人も座っている人も両隣に人がいる。通勤の7~8割減には程遠い。確かに、月曜日で通勤者が多いということもあろうが、現状はテレワーク出来る段階にはない。 一頃からすると、ネット環境の整備やモバイルの普及率は、それなりに高まってきている。しかしさらに進めて、テレワーク出来るまでの環境整備が整っているかというと、甚だ心もとない。 巷では緊急事態宣言では生ぬるいという声が喧しい。しかし雇用条件の整備をせず果たしてロックダウンが出来るものかどうか、政府も民間も判断の基準を示すべきであろう。