「温故創新」 200312 N398 伊波喜一

日替わりの ように変わるか 天候の 花粉舞い飛び 鼻水ズルリ

 ここのところ陽気が定まらない。晴れて18℃になったかと思うと、6℃近くまで下がって震える。季節がぬるむと、往々にして疲れが出る。日替わりのように天気が変ったのでは、体調が整わない。それに花粉症が加わるのだから、万事休すである。 WHOのテドロス・アダノム事務総長は、新型コロナウイルスの感染拡大を「パンデミック」と認定した。その発表と合わせるかのように、アメリカは欧州からの入国を30日間制限した。ダウ平均株価は1700ドル、日経株価は856円下げた。株価は社会の窓である。世間の気分を如実に反映する。社会全体に活気があり購買意欲が盛んな時には、それが投資に直結する。ところが、今回のようにコロナウイルスの影響が長引くと投資意欲が萎え、出控え・買い控えが常態化する。社会全体で購買意欲が失せてお金の循環が滞り、人も物も回っていかない。世界がグローバル化した影響で、この影響は今後数年間、ボディブローのように効いてくるだろう。 こういう時なので感染予防に十分留意しつつ、可能な範囲で購買や交流、情報交換をする。  一歩踏み出すことで、この沈滞ムードを吹き飛ばしたい。