「温故創新」220804 N1092 伊波喜一

勇敢と 蛮勇の差を 考える 民主の捉え 彼我の違いか   

 最上川が氾濫して、即避難という状況にある。新潟から東北にかけて、記録的な大雨に見舞われている。一旦流れ出た水の勢いは、止めようがない。早目の情報収集が決め手となる。

 米国のペロシ下院議長が、台湾を訪問した。蔡総統と挨拶をし、台湾を見捨てないとのメッセージを強固に訴えた。これは、ロシアのウクライナ侵攻と中国の軍事威嚇を踏まえてのメッセージである。

 ただし台湾の場合、国交が断絶されているため、政府間の交渉が出来ない。そのため、議会が交渉の窓口となる。台湾の民主化支持は、米議会の超党派で構成されている。メッセージには米議会の後ろ盾があるのだ。

 一方、中国も建国100周年を控え、引くに引けない状況にある。軍事力を誇示し、台湾から南西諸島を牽制している。米国と日本がその挑発に乗るとは思えないが、偶発的な事故は誰も予想できない。万が一ということを、侮ってはいけない。

 加えて、レアアースなどの資源調達で揺さぶりをかけてくる。これに対するには、資源の確保が成されていなければならない。果たして日本は、その準備が出来ているだろうか。

 十分な準備と蓄えをせずに交渉に当たれば、自滅するのは日本である。一時的な感情で対米追従しないよう、慎重な判断と行動が望まれる。大国の論理に呑み込まれては、いけない。