「温故創新」211031 N926 伊波喜一

政権を 選択するか 衆院選 ハロウィンの日に 一票投ず         

 曇天で手足が冷える。ハロウィン当日は、肌寒い朝である。用事を済まそうと立川駅に向かうと、ハロウィンの衣装や小物で着飾った姿を見かける。

 駅に近づくと、人また人である。ハロウィン効果にも引き寄せられ、人が溢れている。デパートや商店街は、すれ違うのもままならない。これでは、コロナ感染の拡大が案じられる。

 世界でもロシアでは、感染者が爆発的に増えている。いまGoToトラベルが実施されると、感染に拍車をかけるのは明らかである。そうなると、医療崩壊レベルはこれまでの比でなくなる。

 もし、感染を広げるようなことになったら、もはや手の施しようがなくなる。ここはやはり政府任せにするのでなく、各自気を緩めず、行動に気を配っていくほかはない。用心に用心を重ねても、絶対安心はないことを心すべきである。

 政権選択を掲げて与野党が激突した、第49回衆院選選挙の投開票が始まっている。立憲と共産が組んでの共闘は、前評判通りにはいかないようだ。

 維新は議席を大幅に伸ばしている。公明は微増、自民は議席を減らしているが、過半数の234議席を自公で大幅に上回っている。

 今回無党派層の動向が、勝敗を決した。民意は時に容赦ない。厳しい審判に、襟を正すべきである。