「温故創新」220706 N1073 伊波喜一

衆院の 暴走抑え 参院の 是正必要 一票格差 

 東京はなかなか降らず、蒸し暑い。台風の進度が遅いため、大量の雨が懸念される。土砂災害や冠水には、とにかく気をつけていきたい。

 参院選たけなわである。良識の府としての参院は、法案に対して衆院と同等の権利を持っていると考えられている。衆院参院によって否決された法案を成立させるには、3分の2以上の賛成による再議決が必要である。

  また、参院が法案審議に抵抗すると、再審議が可能になるのは61日目以降となる。与野党で賛否が分かれる法案の場合、再審議に60日以上もかかったのでは、政権担当能力を問われかねない。内閣にボディブローを与え、政権交代の兆しとなる。だから二院制を維持して、国家権力を抑制することが重要である。

 そのためには、衆院での1票の格差を是正しなくてはならない。地域によっては3倍の格差があるが、これでは良識の声を吸い上げることとはなりにくい。少なくとも30年先の未来を見据えて、1票の重みを均等にしていく努力が欠かせない。

 日本の今の課題は、スピード感の無さに尽きる。国の負債を減らし、ヒトやモノに適切に投資する。そして知見を取り入れながら、スピード感をもって進んでいく。

 この反省を繰り返しながら、どう解決へのプロセスを組み立てていくか、考慮すべきであろう。