「温故創新」220317 N1014伊波喜一

地震 忘れた頃に やってくる 火山大国 防災・減災 

 昨晩午後11時36分、宮城・福島県震源地とする震度6地震があった。震源地が深く、広範囲の揺れが観測された。 

 午前5時現在でも、5万軒で停電が観測された。今回の揺れは、縦揺れよりも横揺れが激しかった。揺れは5分程度続いた。2階の窓枠が捩じられるように揺れ、これ以上続けば窓枠が壊れるのではないかと思うほどだった。原発には影響がないとのことだが、油断できない。

 南海トラフは2030年までに起こることが予見されている。この予測は、過去のデータを検証した結果、導き出されている。日本は火山帯に覆われており、噴火の跡が生々しく残っている。

 したがって、データ分析が容易である。その分、正確に予測が割り出せる。海岸地方の津波は元より、首都圏直下型などの地震は、火災を伴うため、甚大な被害が予測される。過去に起きた規模の地震でも、その被害は比較にならないぐらい大きくなろう。

 今後1週間程度の揺れの特徴を捉え、過去のデータと照らし合わせることで、今後の地震の予測に繋げられよう。家庭においても、3日分の食料や燃料などの用意が欠かせない。

 災害は忘れた頃にやってくる。(大丈夫だろう)(何とかなるだろう)という心の緩みこそ、大敵である。 

 油断は慢心と同意である。(これでいい)という緩みを引き締めて、心して対処してゆきたい。