「温故創新」210210 N663 伊波喜一

発言の 重さに気づき 自重せよ 大会の長 人権意識を         

 隣の公園から、1~2歳児の声が聞こえてくる。保育園の運動の時間であろうか。

 まだ言葉にはならないが、はしゃいでいる様子が叫び声から伝わってくる。コロナ禍で屋内に閉じこもりがちだが、子どもは外の空気を吸うのが元気の源である。 

 安全で安心な町づくりは、日本だけでなく世界中で求めていることだ。子どもが戸外で遊べる、戸外を一人で歩ける、自由に行きたいところに行ける。当たり前のようだが、世界では極めて稀なことである。 

 スポーツを楽しむ。一昔前までは、オリンピックだけが光を浴びていた。ところが今では、パラリンピックを自然体で受け入れるようになった。

 むしろ、ハンデをものともせず乗り越えていくアスリートの精神力や肉体改造力に、限りない励ましと示唆を得ている。 

 女性の参加も今では自然に受け入れられている。かつては、女性の競技種目は無きに等しかった。

 それが今では、男性女性を問わず全ての競技に参加できる。むしろ、女性の特性を活かし観客を魅了する。女性が参加したことで、競技は多様で豊かに表現されるようになった。 

 えっ、女性が活躍できる社会を築くには、どうしたらいいのかって? その口を塞がず、話を止めないことサ。