「温故創新」200620 N458 伊波喜一

自らの 足で歩きて 声を聞く 代議士たちの 姿勢改め          

 昨夜の雨が一転、今朝は32度にもなる。陽射しが首筋に痛い。  

 河井克行前法相と案里参院議員が公職選挙法違反(買収)容疑で逮捕されて、2日経った。

  野党は安倍首相の任命責任を追及している。当然であろう。

 首相による説明を自民党は拒んでいる。おかしな話である。これは、世間の常識からかけ離れすぎている。

 代議士は選挙という民の審判を経て、任命されている。不正の疑いがあるだけでも、信頼喪失につながる。 

 一方、選挙は金がかかりすぎる。立候補するにもかかるし、候補者ポスターを作るにも金がかかる。

 ましてや、実際の選挙の実働部隊ともなればますます金がかかろう。選挙制度自体を改善しなくてはならない。 

 同時に、冠婚葬祭や学校の入卒業式への祝電など、本来業務とは関係ない事への出席や出費が多すぎる。これでは、いくら金があっても足りるわけがない。

 このような悪しき生活慣習は、改善していかなくてはならない。

 当然、議員は法の範囲を超えて行動してはいけない。自ら範を示さず不正を助長するようでは、到底人の上に立つことは出来ない。 

 今後、河井夫妻が選挙資金として手にした1億5千万円を、一体どのように使ったのか、白日の下に明らかにすべきであろう。