「温故創新」 180711N243 伊波喜一

毎日の リズム守りつ 時々は 変えてみるのも 楽しからずや 

 7月も中旬に入る。真夏日が続いたかと思いきや肌寒くなったりで、陽気が定まらない。これから2か月程は暑さがたけなわになる。

くれぐれも体調を崩さないようにしていきたい。 今朝、通勤の道すじを少しだけ変え、家々の交わるカーブの多い道から、大通り沿いの直線を長く歩いてみた。この3か月間、行き帰りのルートを全く変えなかったが、なぜか少し変えてみたくなった。結果は・・・。街並みのたたずまいに意外な発見があり、歩くことそれ自体が新鮮に感じられた。 意識するとしないとに関わらず、私達はルーチンを守って生活している。ルーチンというと窮屈な印象を持ってしまうが、そうでもなさそうだ。基本を繰り返すことで物事への取りかかりが早くなり、かえって能率が上がる。 筆者のルーチンは朝、床から起きだす前に軽い体操をし、怪我を防ぐこと。夜、その日の出来事を日記に書くことの2つである。体操も日記も半世紀以上続いているところをみると、もはや生活そのものと言っても良いかも知れない。やり始めたころは、そんなに長く続くとは思わなかった。そんな中、ルーチンも僅かずつ形を変えてきた。体操はやり方を変えたり新しいものを取り入れたり、日記は一日のトピックスを加えたりしてきた。そんな微細な変化があると、案外続くものである。「持続は発見の源である」と言ったら、ちょっと大袈裟だろうか。