「温故創新」230220 N1181 伊波喜一

受験日を 明日に控えて わさわさと 心逸りて 手に汗握るか

 朝から風が強い。住んでいる小平市は、風が吹き抜ける。そのため、実際の気温より2~3℃低く感じられる。北国だと、なおさらのことであろう。

 今はヒートテックなどの新素材が開発されて、軽くてより温かいものが生まれた。その昔は風を通さないよう、糸と糸とをぎゅうとより合わせて、アツシなど重くて厚いものを作った。

 ウールや革製品も同様で、丈夫で重いものがスタンダードだっただけに、様変わりである。

 さて、明日は都立高校の受験日である。雪は降らなさそうだが、陽気の変化は侮れない。試験会場に行く道々と電車の中の気温差にも、十分気をつけたい。

 また、室内に入れば暖かいが、学校は広いため全館冷暖房とはいかない。廊下や小部屋など、特に冬は底冷えする。筆記試験から面接までの時間を、校内で過ごすこともあるだけに、カイロやマフラーなどを上手に使って、暖かくしておくことが肝心である。

 何よりも日頃からバランスよく食事を取り、よく眠ることである。あわせて、教育支援室まで日々通ってくるのも、積み重なれば適度な運動となったことは間違いない。日頃から基礎代謝を高めておいたことは、いざという時の瞬発力となる。

 これまで積み重ねて力を、明日、出し切ることを願っている。