「温故創新」221118 N1140 伊波喜一

初孫の 無事に生まれん 中米の コスタリカ行く 夫婦二人で

 羽田発コスタリカ行き22時半のフライトに向けて、夕方、自宅を出た。例年に比べて温かい。学会創立の佳き日に、初孫の誕生に合わせて中米コスタリカに発った。

 バッゲージスルーのため、トランジットも含めてエアーフランスで行った。羽田からシャルル・ドゴール空港までは15時間、トランジット9時間、さらにコスタリカまで14時間のフライトだ。ドアツードアで44時間かかった。エアーフランスは空港内の施設、機体や制服が赤、青、黒で統一されていて、洗練されていた。文化の重みと同時に、相手にどう伝わるかを考えていると感じた。

 シャルル・ドゴール空港内は座席もゆったりとしていて、食事も出来るし、快適だった。

 機内食は楽しみの一つである。大陸の人達は旅慣れているようで、ワインやシャンペンを楽しんでいた。マスクをしているのは10人にも満たず、席を立って大きな声で話していた。日本の常識とは真逆で、もうびっくりである。

 娘はコスタリカ時間の18日午前4時に破水し、13時40分に出産した。その間、私達はコスタリカへの機中にいた。

 サンタ・マリア空港の税関では、干ししいたけなどの乾物を没収されそうになったが、片言で事情を説明したらお目こぼしでセーフ。粋な計らいに、感謝だった。娘の元気な声を聞いて、安心した。