「温故創新」220215 N1003伊波喜一

日日の 積み重ねこそ 恐るべし 弛まず進む 成功の路

 みぞれ雪が止んだが、今朝も寒い。自転車のサドルに溜まった水が、凍っている。今年は梅の開花も遅く、寒さが影響しているのだろう。

 昨晩、父が入院した。持病の間質性肺炎に加え、細菌性肺炎にかかった。最低でも2週間程度の入院が必要とのことで、体力が回復しなければさらに長引くと言う。病院のベッドが空かず、昨晩はICUに入室となった。

 長引くコロナ下で、合併症や基礎疾患を持っている患者の治療に支障が出ている。医療関係者の献身的な働きには、感謝の言葉しかない。同時に、このようにハードな状態が続けば続くほど、澱のように疲労が溜まる。燃え尽きてしまわないか、気懸りである。

 心臓の弁膜と血管の手術をした義弟も、少しずつ調子が良くなってきている。これまで無理した分、心臓も疲れている。

 その疲れを取るには、無理した分の時間をかけてリカバリーしていかなくてはならない。養生して生活すれば、より健康体になれる。 

 心臓は1日に8千㍑もの血液を、全身に送り出す。一生に換算すると、20万㌧タンカーが満杯になる量だ。

 「日々につより給え」の言葉通り、繰り返してゆくことでとてつもない力となる。平凡を続ければ、それは非凡に通じるのだ。

 寒い2月も、いよいよ後半に入る。気持ちも新たに不惜の心で自らの限界に挑戦し、進んでゆきたい。