「温故創新」210810 N844 伊波喜一

感染の 広がり急に 増え続け ワクチン接種 抗体作らん  

 台風9号が九州から北上している。大雨・大風による被害が、心配である。台風10号で地盤の緩んでいる地域もある。十分に注意してゆきたい。 

 東京五輪で日本は、過去最多のメダルを獲得した。金27個、銀14個、銅17個で、総計58個となった。コロナ下で十分な調整が出来なかった海外勢は、確かに不利だったことだろう。

 しかしそれだけで、メダル獲得が日本に有利になるわけではない。各競技団体の戦略と戦術が功を奏したと、言うべきであろう。 

 この後、パラリンピックが予定されている。

 選手達の活躍と同時に、競技関係者や大会を支えるボランティアの活動が滞りなく進むことを祈りたい。 

 このパラリンピックの前に、第103回全国高校学校野球選手権大会が開催される。コロナ下の中、昨年は取りやめになったが今年は実施される。

 ただし、感染状況は今年の方が圧倒的に悪い。先般、全国知事会でお盆の帰省や県跨ぎの移動自粛を要請しただけに、この措置に首を捻る人も多いだろう。 

 感染を封じ込められるとする根拠は、一体何なのか。誰しも、安心な開催を願っている。しかしその前に、本当に安全なのか、科学的知見を元に国民を納得させることが先であろう。