「温故創新」210718 N821 伊波喜一

ワクチンを 打てる安心 感染の 歯止め防がん 輸入急げと   

 暑い毎日が続いている。今回、1回目のコロナワクチンを打った。筋肉注射は本当に久しぶりだったので、痛みを心配した。が、まあまあだった。少し腫れたぐらいである。 

  ネット上では、根拠のない誤情報が拡散されている。「ワクチンを接種すると不妊になる」「流産する」「接種するとコロナに感染する」などは、ワクチンへの不安を煽る。

 「遺伝情報が書き換えられる」「注射して数年後に亡くなる」なども同様だ。これらの情報には、科学的根拠がない。 

 厚労省は「注射するmRNAは短期間で分解され、人の遺伝情報に組み込まれるものではない」と否定している。 

 ワクチンに関しては色んな考えがあるが、ワクチンを打つ心配より打たないで感染が拡大する方が心配だ。

 勿論、中には基礎疾患を持っていて、接種そのものにリスクがある人もいる。その人達の意思は、尊重されなければならない。 

 国立感染症研究所は首都圏1都3県で、44%がデルタ株に置き換わったとしている。

 デルタ株の感染力は、従来株の2倍と言われている。首都圏で感染が急拡大しているのは、この事と無関係ではあるまい。

 公衆衛生を守る上からも、ワクチン接種率を上げて社会全体の感染拡大を抑制を防いでいきたい。