「温故創新」210412 N724 伊波喜一

改めて 健康である 大切さ 先々用心 恐れ過ぎずに  

 3年ぶりの検診で、一日ドックに行ってきた。

 前夜9時までに夕食を済ませ、今朝は朝食抜き。好きな珈琲が飲めないのが残念だ。

 西武線から山の手線、中央線に乗り継いで、お茶の水駅で降りる。

 普段なら大したこともない行程だが、1回食事を抜くと、何だか腹がすく。待ち時間が結構あるが、胃カメラを撮る関係で水分が摂れない。この時期だから良いが、夏場だと喉が渇いて仕方なかろうと想像する。

 検査は血圧、眼圧、腹部エコー、胸部レントゲン、心電図と滞りなく進む。15年前に眼底検査で緑内障が見つかった。自覚症状が全くなかったので、そのままにしておくと失明につながったかも知れない。

 オプションで、前立腺ガンの検査も加えた。医師からは本来、毎年検査するのが望ましいと言われた。

 食道や胃ガンの早期発見に有効だとのことで、胃の検査をバリウムから内視鏡に今回変えた。20年前の苦しいイメージを思いドキドキしていたが、全身麻酔をして内視鏡を入れたら、眠っている間に検査が終わっていた。その間30分程度。検査方法が格段に進歩していることを、実感した。

 人生100年時代を生きるのは骨が折れる。早期発見し対処していくと同時に、病に翻弄されず正しく恐れていくことが求められよう。