偽メール アマゾン装い サイバーで フィッシング詐欺 手口巧妙
海外からコロナワクチンが届いている。一律に開始とはいかないが、いよいよ日本でも接種が始まる。
海外と比べると接種が出遅れているが、欧州ではコロナ変異種の対応を余儀なくされている。一筋縄ではいかないものだ。
インターネット通販アマゾン・コムからのメールを装って、カード番号や個人情報を盗むサイバー攻撃が増えている。
このメールは日本人を標的にしており、昨年8月から今年3月までに約1億8500万通が確認された。
メールの件名は「アカウントの確認」や「支払い方法の確認」などで、記載されている指示通りに手続きを進めると、本物そっくりのアマゾンの偽画面が表示される。
パスワードや住所、電話番号、クレジットカード番号などの入力を求められ、入力すると犯人に情報が渡る。入手された情報を使って本人に成り済まし、カードを不正利用するというもの。
このような場合、迂闊に反応せず、送信元アドレスが本当にアマゾンかどうかを確認することが重要だ。
昨年10月、筆者にも同様のメールが来た。アマゾンのカスタマーサービスに確認したところ、そのようなメールを送った事実はないことが分かった。
先ずは慌てず、相談する。それから対応することを心がけたい。