子ども等の 精神疾患 高校で 早期発見 偏見解消
今日は雛祭り。女の子の成長を願って、雛を飾る。拙宅でも子どもの無事息災を願って飾ったのが、ついこの間のような気がする。
どこの国でも、親は子どもの成長を願う。我が身・我が国だけでなく、全世界がそのようになっていかなくては、と強く思う。
若い世代が多く発症する精神疾患は、自殺や不登校の一因となる。教育現場で40年教えて来なかったが、2022年度から高校教育で復活する。
神疾患は5大疾病の1つで、統合失調症やうつ病、不安障害、摂食障害、認知症などがある。2017年度治療を受けた人は419万人で、このうち24歳以下が39万人いる。
高校生の自殺の原因にうつ病がある。正しく認知し、対処すれば良いが、ほっておくと病が重くなる。
高校進学前に発症する子どもも多く、友達関係や進学に大きく影響する。
だから、小学校高学年から症状や経過を本人のみならず回りも正しく知り、対処していくことが大切になる。
問題は専門的な知識と対応力を、7割の教員が持っていないことだ。安易に対応をすると、取り返しのつかないことになる。
その専門性を底上げするには、研修と助言を受ける機会を設けることだ。是非、実施して青少年の未来を拓いていきたい。