供給網 多元化推進 日本が ASEAN諸国と 協力深め
朝方は冷え込んでいたが、日中はシャツ1枚でもよい陽気だった。
上(かみ)さんが今日、還暦を迎えた。
今の時代、60歳はまだ若い。とは言っても、皆が健康であるとは限らない。健康で日常生活を送れることに、先ず感謝する。
体と心を労わって、今後を充実して生きてゆきたい。
会談で菅首相は「共にインド太平洋国家として、地域の発展と繁栄のために連携し貢献してゆきたい」と言明した。
フック首相も「日本と力を合わせて、地域の平和と発展推進のために頑張っていきたい」と応じた。
これまで中国に依存していたサプライ・チェーン(調達・供給網)も、ASEAN諸国に生産拠点を移すことが決まっている。対象の支援事業30件のうち、半数の15件がベトナムで行われる。
軍事面では北朝鮮のミサイルや中国の南シナ海侵犯に対し、緊密な連携を確認した。
具体的には、防衛装備品・技術移転協定を結び、安全保障網を広げるとしている。
日本の軍事力増強はアセアンの警戒を呼び起こす。しかし協力の要に徹することは、アセアンの安定につながる。
覇権国家を相手に、知恵の外交をくり広げてもらいたい。