貢献に 報いんとして 慰労金 無数にいるや 世の支え手は
沖縄では今日がお盆のウンケー(お迎え)である。
ジューシーメー(おこわ)やモズク汁、白身魚などを供え、ご先祖を招く。 ドウゾ、ユックリシテイッテクダサイ。
旧知のように、政府は医療関係者や介護施設、障害福祉施設の職員に慰労金を給付した。
しかし、児童関係職種はその対象から外れていた。その児童関係職種に、独自の慰労金を支給する自治体が出てきている。
山形県は保育所、放課後クラブ、幼稚園、児童養護施設などで働く約1万5千人に、1人5万円を支給する。
愛知県は人ではなく施設に、応援金として10万円支給する。この意図は理解するものの、何か違うのでないかと思ってしまう。
コロナ禍でテレワーク出来る人達は、限られた人である。
むしろ、スーパーのレジや配達など、何らかの形で人と接触する人の方が圧倒的に多い。
他にも電車やバスなど、公共交通機関運営に携わる人は限りなく多い。慰労金の対象者は、それこそ無数にいる。
不時の今だからこそ、助けて助けられはお互い様である。だから、平素の生活の中で感謝の気持ちを、態度で示していけばよい。
人生は相見互いである。支え手になったり支えられたりすることで、世の中は回っていくのではなかろうか。